カットマンのおすすめラバー[初心者から上級者まで]

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今回は、カットマンのラバーについてです。

カットマンは、ボールがプラスチックになってからは

あまり日の目を見ていません・・・

カットマンにとって以前よりも厳しい環境になっているのは事実ですが、

それでも現在も世界のトップでフィルス(ドイツ)をはじめとするカットマンが戦っています!

そして、カットマンは相手にミスをさせるという特性上、用具が大きくものを言う戦型です。

ということで、カットマンのラバー選びは攻撃マン以上に慎重に選びましょう!

 初心者向けおすすめラバー

まずは、初心者カットマンにおすすめのラバーを紹介していきます!

まず、初心者のカットマンは、両面裏ソフトから始めましょう!

カットマンは、バック面に表ソフトや粒高を貼るのがほとんどなのですが、

初心者がそれをすると回転をかける感覚が身につきません!

ですので、カットマンでも最初の中は両面裏ソフトから始めることをおすすめします。

また、初心者のカットマンはまずは回転をかけられるということと相手コートにボールを安定して入れられるという2点が重要なポイントです。

そのため、基本的にはあまり弾まないラバーを使うのがベターです

ですので、初心者の方はラバーの厚さは中か薄を選択してください!

タキネスチョップ、タキネスチョップ2

こちらは、バタフライが出しているカットマン向けのラバーです。

これらのラバーは、何といっても回転がかけやすいラバーです。

カットマンの生命線である回転がとてもかけやすいです。

そのため、まず回転をかける感覚を身に着けるためのラバーとしてとてもおすすめです!

ただし、正直なところ弾みはいまいちですので、レベルが上がるにつれて卒業したいラバーでもあります。

この二枚の違いは、基本的には硬さの違いです

2のほうが硬く、タキネスチョップが柔らかいです。

ですので、

フォアにタキネスチョップ2

バックにタキネスチョップ

という組み合わせが安定感抜群でおすすめです!

中級者向けおすすめラバー

次に、中級者向けおすすめラバーです。

まず、ここでいう中級者とは、ツッツキが9割方入り、カットも安定してきた方

を目安に考えています。

ですので、個人差はありますが、卓球を始めて半年~1年くらいでこのレベルでしょう。

このように、ツッツキやカットが安定してきた人は、その質を高めるとともに

攻撃も視野に入れていかなければなりません!

したがって、ラバーも攻撃的なものに寄って行きます。

ですので、ラバーの厚さは中か厚にして弾みを上げてみましょう!

そして、そろそろ相手にミスをさせることも考えていくため、バック面のラバーを表ソフトか粒高に変える時期でしょう。

フォア面におすすめのラバー

モリストDF 00

このラバーは、一昔前のラバーという表現が正しいかもしれません。

ただ、現在でも十分通用するポテンシャルを秘めたラバーです!

適度な弾みとカットの抑えやすさという、歯がゆいところをしっかりと実現してくれているラバーがこれです!

 

また、バック裏ソフトのカットマンのバック面にひそかに人気のラバーです。

レブスピン ¥4500

こちらは、同じNittakuが出しているカットマン用のラバーですが、

2015年と比較的最近出たラバーになります。

このラバーは、基本的にカットのやりやすさが光るラバーです。

タキネスチョップに攻撃のやりやすさを追加したようなラバーですね!

モリストDFと比べても、弾みは落ちますが、カットのやりやすさは上ですね!

バック面おすすめラバー

スピンピップスD1 ¥3400

表ソフトのカットマンは、まずはスピンピップスD1がおすすめです!

 

このラバーはTSPがなくなるまではスーパースピンピップスという名称で売られていたベストセラーラバーです。

性能としては、表ソフトにしては回転がかかりやすいために扱いやすいラバーです!

基本的に、裏ソフトより表ソフトのほうが扱いが難しいので、

その中では簡単なものを選ぶと上達しやすいでしょう!

CURL P-3αR  ¥3520

粒高のカットマンが初めに使うラバーとしておすすめなのが、カールP-3αRです。

TSPブランドがなくなり、現在はVICTASのカールP-3Vという名前になっています。)

この粒高は、粒高特有の変化が少ない代わりに、安定感に優れているラバーです!

カットマンの本領は、安定と粘りですので、まずは粒高の中では特徴が控えめなこのラバーで技術をひたすらに向上させるのがおすすめです。

上級者向けおすすめラバー

最後は、上級者向けおすすめラバーです。

ここでいう「上級者」とは、試合で上位を目指すレベルと捉えてください。

カットマンが試合で勝つには、ある程度のレベル以上はただカットしているだけでは勝てません!

上級レベルでカットマンが勝つには、

  • カットに変化をつける
  • 積極的に攻撃する

このどちらか、できれば両方が必要になります!

カットに変化をつけるというのは、基本的に粒高では難しいです。

ですので、粒高のカットマンはラケットを反転しての攻撃やフォアでの質の高い攻撃が求められます。

このタイプのカットマンは、朱世赫(チュセヒュク)が有名ですね!

また、表ソフトのカットマンは少しリスクを負って積極的に変化をつけることが勝ちへの道筋です!

このタイプは、2018年に木下マイスターで大活躍したホウエイチョウが参考になるでしょう!

まとめると、上級者のフォア面は攻撃的なラバー、バック面は変化の出るラバー

を貼ることになります。

フォア面おすすめラバー

ブルーファイアjp01 ¥5200

こちらは、回転お化けのラバーです!(笑)

このラバーは、テンションラバーの中では圧倒的な回転量を誇ります!

そして、弾みは適度なものなので、カットマンに必要なものをしっかりと満たしてくれています。

フォア面にはとにかく回転量を求めているという方にはとてもおすすめです!

 

キョウヒョウneo3 00~

言わずと知れた中国ラバー、キョウヒョウneo3です!

このラバーは、本格的中国ラバーの代表と言えるラバーですので、飛びません!

そして回転はしっかりとかかるという、守備面を見ればかなり優秀なラバーです!

さらに、ナックルカットと普通のカットの打球音が同じになりやすく、バレづらいです(どちらも甲高い音になりやすい)。

上級者カットマンには重要なポイントと言えるでしょう。

 

Q4  ¥6300(圧倒的におすすめ)

個人的に圧倒的におすすめしているのがQ4です!

このラバーは、カット時には弾まない、攻撃時はよく弾むという

カットマンにとって夢のような性能のラバーです。

なぜこんなラバーができるのか分かりませんが、カットマンにとって最強のラバーではないでしょうか。

正直、上級者カットマンのフォアはこれで決まり!

というレベルのラバーだと思います。

弱点をあげるとしたら、値段と硬さくらいでしょう。

値段は・・・高いですね・・・

硬さというのは、このラバーはなかなか硬いため、人によっては使いづらく感じる人がいるかもしれないということです。

バック面おすすめラバー

カールP-4ソフト ¥3400

カットマン向けとして開発された粒高ラバーです。

このラバーは、粒高の変化を最大限に発揮できるラバーになっています!

上級者向けとして開発されているため、扱いは難しいのですが、

使いこなしたときは圧倒的な強みになること間違いなしでしょう。

スーパードナックル ¥4800

こちらは、カットの変化がつけやすい表ソフトです。

正直この記事で紹介している中で最も難しいラバーです。

粒高寄りの表ソフトなのですが、

攻撃もカットも出来る代わりに、どっちつかずでどちらも難しいラバーです。

ただ、このラバーの生み出す変化はすさまじいものです!

上級者は是非挑戦してほしい一枚です!

おわりに

いかがでしたか?

今回は、カットマンにおすすめのラバーを紹介していきました。

カットマンの基本は、相手にミスをさせるという戦型なので、自分がミスをしていてはどうしようもありません!

ひたすらに練習して圧倒的な守備力を手に入れてください!

 

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