TSPが無くなりました!!!(泣)
はい。TSPブランドのラバーがVICTASに吸収されてしまいました!
といっても、もともとVICTAS社が2ブランド展開していたのを1ブランドに統一したということなので大きく変わらないかなー
と思いきや。
ラバーの名前から変わっとるがな。
スペクトルS1?S2?どれが元のスペクトルなの?スピンピップスD?何それ?
といった疑問をお持ちの方に向けて、今回はスペクトル系統、スピンピップス系統を使っている方が乗り換えるならどれ?という解説をしていきます。
スペクトルは本家スペクトル以外がすべて廃盤
そもそも、TSPから発売されていたスペクトルシリーズは4種類。
スペクトル、スペクトル21sponge、スペクトルブルー、スペクトルレッド
になります。
そして結論から申し上げますと、スペクトル以外の3種類は廃盤になりました。同じラバーは今後存在しません。
元祖スペクトルは
スペクトル→スペクトルS1として残りました!
なので、「スペクトル」使いの方はスペクトルS1を貼って間違いありません。
スペクトル21sponge、ブルー、レッドを使っている方。
残念ながら同じラバーは存在しません。似たラバーを探すことになります・・・
新スペクトルシリーズはどんなラバー?
ここで、新スペクトルシリーズについてまとめておきます。
スペクトルS1→スペクトルと同じ(継承)
スペクトルS2→テンション系攻撃用表ソフト(新作)
スペクトルS3→テンション系の変化系表ソフト(新作)
スペクトルS1は先ほども書いたように元祖スペクトルの名前が変わっただけです。
そしてスペクトルS2はテンション系攻撃用表ソフト。つまり攻撃用表ソフトで弾みもあるものです。
一方のスペクトルS3は変化系表ソフトにテンションがかかったラバーで、弾みが良くナックルや変化が出しやすい表ソフトです。
スペクトルブルー、スペクトルレッドからの移行
スペクトルS2
まず、スペクトルブルー、スペクトルレッドをご使用の方は、新しいスペクトルシリーズでは
スペクトルS2に移行しましょう。
縦目のテンション系表ソフトという点で共通しています。
硬度はというと、S2<レッド<ブルー
となっており、ブルーを使用していた方からすると結構柔らかくなります。
が、新しいスペクトルシリーズの中で選ぶならスペクトルS2が最適です。
もしくは、スペクトルシリーズ以外でもいいという方は他社のラバーにしてしまいましょう。
選ぶ基準としては、1縦目の、2テンション系、3攻撃用 という3点を揃えた表ソフトから探すと合いやすいかなと思います。
この条件にあてはまる表ソフトを2枚挙げておきます。
モリストSP
縦目の表の代名詞ともいえるでしょう。
縦目なのでスピード重視ながら回転もかからないわけではないというハイバランス表ソフトです。
インパーシャルXB
次がバタフライの表ソフト、インパーシャルXBです。XSではなくXBですのでお間違い無く。
スペクトル21spongeからの移行
スペクトル21spongeですが、似たラバーは、新スペクトルシリーズには残念ながらありません。
S1、S2、S3共に別なラバーです。
なので、変わることは前提で選ぶことになります。
21spongeと比べて
弾まない→S1
弾む→S2
になります。
S1が元祖スペクトルと同じなので、なるべく同じ感覚をという方はS1がまだ近いとは思います。
S2はテンションがかかっているのでかなり弾むようになることが予想されます。
ボールがプラスチックの硬いものになってきてだんだん弾まなくなっているので、個人的にはより弾むものに替えて慣れていった方が勝ちやすいは勝ちやすいのではないかと思います。
スーパースピンピップスは2種類残り3種類廃盤
次にスピンピップスですが、もともとは
スピンピップス、スピンピップス21sponge、スピンピップスブルー、スピンピップスレッド、スピンピップスチョップスポンジ2
という5種類がありました。
このうち
元祖のスーパースピンピップスとスーパースピンピップス・チョップスポンジ2の2種類が残り、
それ以外3種の
スーパースピンピップスレッド、ブルー、スーパースピンピップス21spongeが廃盤になりました。
どのように変わったかというと、
スーパースピンピップス→スピンピップスD1
スーパースピンピップス・チョップスポンジ2→スピンピップスD3
となりました。
「スーパー」が名称から無くなったのは見やすくなっていいんじゃないでしょうか(笑)
新スピンピップスシリーズはこんなラバー
では新しいスピンピップスシリーズについてです。
今回は3枚のスピンピップスシリーズが発売されました。
スピンピップスD1→スーパースピンピップスと同じ(継承)
スピンピップスD2→テンション系の回転系表ソフト(新作)
スピンピップスD3→スーパースピンピップス・チョップスポンジ2と同じ(継承)
D1とD3に関しては、先ほども書いたようにもともとあったスピンピップスシリーズの継承です。
一方D2は完全新作で、とにかく回転量が多い表ソフトというコンセプトのラバーです。
スピンピップスシリーズがそもそも回転系の表ソフトですが、その中でも一番回転がかかるラバーのようです。
スーパースピンピップスシリーズからの移行
まず、スピンピップスとスピンピップスチョップスポンジをご使用の方は先ほども書きましたが、
それぞれ
スーパースピンピップス→スピンピップスD1
スーパースピンピップス・チョップスポンジ2→スピンピップスD3
にいきましょう。同じ商品です。
その他スピンピップスシリーズをお使いの方。
スピンピップスD2、もしくはVO>102に行きましょう。
VO>102もVICTASが出している表ソフトですが、木原選手などが使用中の回転系テンション表になっています。
この2枚ではD2の方がより回転寄り、102の方がナックルなども出せるバランス重視です。
このどちらを重視するかによって選択先が変わってきますね。
VICTAS社で近いものを挙げましたが、この機会に他社のものに乗り換えるのも手でしょう。
その際は、横目のテンション系表ソフトを選びましょう。
例を2種類挙げておきます。
ラクザPO
まずおすすめなのがyasakaのラクザPOです。
回転系のテンションがかかった表ソフトと言えば現代ではこれではないでしょうか。
回転はかなり良く、弾みも備えているという単純に高性能な回転系表ソフトです。
スウェーデンのファルク選手がフォアに使っているラバーでもあります。
世界選手権2位の選手が使っているラバー。悪いわけがない(笑)
ブースターSA
こちらは超有名表ソフトですね。
Mizunoの回転系でテンションのかかった表ソフトです。
回転重視の中でバランス寄りという感じでしょうか。ラクザPOと比べると回転は控えめでナックルが出やすいかなというラバーです。
とはいえあくまで回転系なのでしっかりかかるラバーです。
今回も紹介したVO>102に似ているかな?という定番表ソフトです。
おわりに
以上、スペクトルとスピンピップスの継承についてでした。
あなたが変えるべきラバーは見つかりましたでしょうか。
今までスペクトルやスピンピップスを使われていた方も、この機会に新しいラバーに挑戦してみるのも面白いかもしれませんね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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