VICTASのトリプルダブルエキストラをざっくりレビュー

用具レビュー
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丹羽孝希選手使用ラバー!

トリプルダブルエキストラをレビューしていきます。

ちなみに今回使用したのは赤の特厚で、ラケットはインフィニティです。

 

また、今回は15分ほど打っただけなので、第一印象と外観が中心のざっくりレビューになります。ご了承ください。

 

トリプルダブルエキストラの外観

圧巻のブルースポンジ

 

はいテンション爆上げ(笑)

 

ブルーもブルー、かなり濃いブルースポンジです!(影入っちゃってすみません)

 

キョウヒョウのブルースポンジを意識していること丸見えのブルースポンジ。

気分だけは完全に馬龍。

 

とはいえスポンジの色は性能に特別影響しないのでこれくらいで。

 

ギラギラでベタベタなトップシート

次にトップシートです。

トリプルダブルエキストラのシート画像

 

見てくださいこのギラつき!

とにかくギラギラ。

見た目ですでに粘着の強さがうかがえるトップシートです。

 

触ってみると・・・

本当に強粘着!

開けたての粘着力ならキョウヒョウ以上に感じました。

 

 

もちろん・・・

ラバーにボールがくっついている画像

くっつきます!

性能としてはくっつくからなんだという話なのですが、ボール遊びとしていいですね。

 

*後でも書きますが、実際に打つと粘着が強すぎて全然飛ばず、逆に粘着の強さが弊害にもなっています。

 

 

トリプルダブルエキストラをレビュー

パッケージの画像

では外観はこれくらいにして実際の性能についてレビューしていきます!

 

まず初めに重大な注意点。

このラバーは貼って数日は飛ばない使えないラバーです。

キョウヒョウや木星などの粘着と同じで、貼って(開けて)すぐは表面の粘着力が強すぎて弾まない、かといって特別かかるわけでもない使えないラバーです。

ある程度打ち込んでから本領を発揮するラバーですので、貼って数日ダメだからと言って見切りはつけないであげてください。

 

では、特徴と感じたところを挙げていきます。

 

コテコテの中国ラバーではない

まず、トリプルダブルエキストラはキョウヒョウのようなコテコテの中国ラバーとは少し毛色が違います。

というのは、まずフォアドライブの弧線が低いです(キョウヒョウと比べて)。

 

フォアドライブを打ったときなのですが、

ボトッ!

ネット!

はい。落ちました。ネットミス。

キョウヒョウneo3の感覚で振るとネット一直線でした。

感覚的には少し上方向に振ってようやく入るという感じです。

普段キョウヒョウを使っている人からするとかなり微妙なポイントだと思います。

 

テンションの打ち方で入る

これがこのラバーの特筆すべき点です。

 

テンションラバーの巻くような打ち方をしてもボールが走ってくれます

 

中国ラバーの多くは開いて擦る、いわゆる「当て擦り打ち」を前提としているラバーが多いですが、このラバーはそれにこだわりません。

もちろん当て擦りでもいけますし、日本人に多いと言われる巻き打ちでもかける感覚さえあればボールは走ります。

 

なので、粘着ラバーの中ではかなりテンションから移行しやすい部類に入ります!

*ただしテンションと比べると硬度はかなり硬いのでその点は注意です。

 

打球感

 

打球感ですが、少し独特です。

中国ラバーのような「バチッ」という感じでもなければ、テンションのような感じでもない。

言葉ではかなり伝えにくいですが、擬音で表現すると「ゴツッ」という感じ。

スポンジがとんでもなく硬く、スポンジまで食い込んでいる感じが一切しません。

逆にシートは柔らかいのか、シート自体は倒れてスポンジ表面まではボールが食い込んでいるように思います。

 

スポンジまで食い込ませようと思ってもシートだけ食い込んでボールを打っているような感覚でした。

 

台上

これは完全に粘着ラバーの強さが生かされています。

 

キョウヒョウと遜色ない切れ味、止まり具合です。

 

ツッツキは切れ、ストップは止まる。

フリックはしっかり弾けばナックル系で速いボールがいく。

 

テンションと飛び方やタイミングが違うので相手は取りにくい

 

つまり単純に粘着ラバーです。台上に関しては本当に文句なしです。

 

くせ玉

 

最後に粘着ラバーの基本、くせ玉についてですが、

テンション<その他粘着テンション<トリプル<キョウヒョウ

という感じです。

 

キョウヒョウほどではないにせよ、ミートがナックルになったりドライブが沈んだりと粘着らしいボールは健在です。

 

特に、ブロックで浅くナックルのボールがとにかく出しやすい!

というより、当てるだけにしておけばそうなります。

それと伸ばす打ち方を組み合わせられれば相手としてはかなり取りにくいことは間違いなしです。

 

今テンションを使っている人がこれに替えると、意図せず相手がミスするというパターンは増えるでしょう。

 

翔龍などの粘着テンションよりはくせ玉は出やすいですね。

 

まとめ

一言でまとめると、テンションの打ち方でも打てる粘着ラバーです。

 

テンションと同じ打ち方で全然いけるので、

  • テンションラバーを使っていてより硬いラバーを探している
  • テンションラバーを使っていて台上をより重視したい
  • 用具でなにか人と違う武器が欲しい

という方にピッタリかと思います。

 

ただし、テンションと同じ打ち方で打てるといえども硬いラバーなので、しっかりと振り切ることは前提です。

なので、硬すぎるラバーは無理という方やソフトタッチの方にはおすすめしません。

 

また、個人的にはコテコテの中国ラバーユーザーにもあまりおすすめは出来ません。

これを使うくらいならターボブルーやneo3の方が。と思ってしまいます。

 

 

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。読んでいただきありがとうございました!

 

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