粘着使い待望のラバー!キョウヒョウプロ3ターボブルーをレビュー

ターボブルーの画像 用具レビュー
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こんにちは~

今回はキョウヒョウプロ3ターボブルーのレビューです!ちなみに厚さは特厚です。

 

私はキョウヒョウでブルースポンジというだけで使いたくなって買っちゃいました(笑)
実際使ってみると・・・

個人的にはすごくいいです!詳しくはこれから書いていきますが、「ザ・飛ぶ粘着」という印象です。

そしてやはりやはり、スポンジがかっこいい(笑)

ラバー画像

そしてまぁこれは新品のラバーすべてに言えることかもしれませんがシートがお綺麗。

特にキョウヒョウなど粘着ラバーのシートは特に綺麗に感じます。

 

ではここから具体的にレビューに入っていきます!

ターボブルーの重さ[とんでもなく重い]

まず、キョウヒョウプロ3ターボブルーの重量についてですが、とんでもなく重いです(笑)

一言でいうと、日本で売られているラバーでトップクラスに重いです。

正確に言うとこれより重いラバーもあるのかもしれませんが、有名どころでは無いですね。それくらいターボブルーは重いです。

重さはカット後で61g

ここからは具体的に数値で見ていきましょう。

私が購入したものはパッケージ込み120gの個体でした。

ラバーの重さを量った画像

 

そしてターボブルーを貼る前のラケットが127gで貼った後のラケットが188gなので

ラケットの重さを量った画像ラバー貼りあとのラケット

 

ブレード157mm×150mmの一般的なサイズのラケットに貼り付けて

ラバー単体でなんと61g!!!

一般的に重いと言われるようなテンションラバーでも50g前後、軽いと言われるテンションで43g前後くらいなので、とんでもなく重いラバーになっています!

 

私は粘着ラバーを使うときは重いラケットが良いので個人的には好みですが、一般的には貼る際にはかなり注意が必要なラバーですね。

重いことは覚悟の上での購入が必要になります。

キョウヒョウプロ3ターボブルーレビュー

テンションラバーと比較

ではここから、具体的な性能についてレビューしていきます。

まず、このラバーは普段テンションラバーを使っている人からするとただの粘着ラバーです。

他のキョウヒョウとそんなに変わりません。普通に粘着です。

つまり、飛ばない、かけにくい。けどかかったときはすごい。そして飛ばさないプレー(台上など)はやりやすいというラバーです。

 

具体的には粘着ラバーの特徴はこちら↓の記事に詳しく書いていますが、テンションラバーと比べるとターボブルーはそんなラバーです。

なので、「テンションと比べてどうなの?」ということを知りたい方は↓の記事をご覧になってください。

粘着ラバーの特徴と特大注意点[おすすめの粘着ラバーも紹介]
今回は、粘着ラバーの特徴についてです! 粘着ラバーと言えば、最近ひそかに人気を延ばしてきているラバーなので、 気になっている人も多いことでしょう。 そこで、今回は粘着ラバーの特徴について徹底解説していきます!

 

キョウヒョウneo3と比較

ここからが本題です。

粘着の王道、キョウヒョウneo3と比べてターボブルーはどんなラバーなの?ということについてです。

まずは性能比較から

  • 硬さ        neo3 << ターボブルー
  • 回転量         neo3 < ターボブルー
  • 弾み          neo3 < ターボブルー
  • 弧線        neo3 < ターボブルー
  • 回転のかけやすさ  neo3 > ターボブルー
  • くせ玉       neo3 > ターボブルー

 

次に、具体的な技術に落とし込むとどちらがやりやすいか

  • 台上        neo3 = ターボブルー
  • カウンター     neo3 ≦ ターボブルー
  • ドライブ(スピード)neo3 ≦ ターボブルー
  • スマッシュ     neo3 < ターボブルー
  • ドライブ(ループ) neo3 > ターボブルー
  • ブロック*     neo3 > ターボブルー

特にneo3とターボブルーではここが違う!というところを太字にしています。

ここからは、この太字のところの違いについて詳しく書いていきます。

 

硬さ

まず、ラバーの性能的に絶対的に異なるのがこの硬さです。

メーカーが公表しているスポンジ硬度でも、neo3は42.5度、ターボブルーは50度と圧倒的にターボブルーが硬いです。

また、トップシートもキョウヒョウはproの方が硬いと言われていますので、ターボブルーの方がトップシート、スポンジ共に硬いと言えます。指で押しても明らかにターボブルーの方が硬いですね。

そして、回転量、回転のかけやすさについては硬さに付随するものです。

つまり、硬いほうがかかるけどかけにくいという原理がそのまま出ています。回転の差については単純に硬度が違うからです。

弾み(スピード、飛距離)

次に弾みですが、これはターボブルーがすごいですね。

硬いにも関わらず、軽打、強打共にneo3よりも弾みます。それも結構変わります。

弧線が高い分飛距離がでて、その分弾むと感じているのかもしれませんが、それを差し引いてもターボブルーの方が弾みます。

ドライブを振り切った時のスピード、軽く当てた時のスピード共にターボブルーの勝利です。

これが後に書くスマッシュのやりやすさに起因しています。

 

キョウヒョウというと初速というより二速が早い、伸びるボールがでるラバーですが、

ターボブルーはそれをもちろん継承しつつ、初速も速くなったラバーになっています。(テンションよりは遅いし飛ばない)

これだけ弾むと、そこまでパワーのない人でもスマッシュで十分に点がとれますね。

 

スマッシュ

先ほど書いた通り、ターボブルーはスマッシュがかなりしやすくなっています。(あくまでneo3と比べて)

まずとんでもなく硬いため相手のボールに押されるということはまずありませんし、neo3と比べて飛ぶためネットミスがこちらのほうが少なくなりました。

 

個人的にはカウンターでとっさにスマッシュが出た際にneo3との差をすごく感じました。

 

ループドライブ

ループは確実にneo3の方が良いです!というのはneo3の方が飛ばないからです。

単純に回転量でいうと、さして変わりません。というか振ったときはターボブルーの方が多いと思う。微々たる差だけども。

ただ、ターボブルーの方がよりフツウーーーなループがいきます。テンションラバーと同じようなループです。

 

粘着ラバーのループドライブが武器になる理由は、

1遅い、2浅い、3回転量がある

という3拍子が揃っているからです。

 

ターボブルーは、良くも悪くも弾みが上がっているのでその分、遅い浅いという2点が出しにくくなっています。

なので、ループドライブという点で見るとより弾まないneo3の方が浅く遅くかかったループが打ちやすいため優れています。

 

*先ほどターボブルーではフツウーーーなループがいくと言いましたが、それはあくまでneo3と比べた時の話です。テンションと比べると質の高いループは出しやすいです。

*ブロック

ブロックについては、安定感だけなら同じくらいです。ターボブルーは硬い分相手のボールに押されないし、逆にneo3は飛ばない分収まりやすいです。

どちらの方がブロックがやりやすいと感じるかは、それぞれがどちらを求めているか(押されないor飛ばない)だと思います。

しかし!ターボブルーはブロックがとにかく高くなります

これはneo3よりも弧線が高くでるという点が裏目に出ていますね。

neo3のころの感覚でブロックするとかなり高くなって打ち込まれます。ネットの2倍以上は高くなっちゃてるんじゃないかな。

 

「その分かぶせりゃいいじゃん!」

という意見があるかもしれませんが、かぶせればかぶせるだけ空振りやラバーがチップする確率が上がるんですよ!だからブロックはそんなにかぶせなくても低く入ってくれるラバーの方がいいんですよ!

 

まとめ

今回は、キョウヒョウプロ3ターボブルーについて書いてみました!

一言にまとめると硬くて重い粘着という感じですが、硬いから極端に使いにくいかというと、意外と弾むからそうでもないんですよね。

もちろんテンションなどと比べると使いにくいラバーではありますが、使用そのものが無理なラバーではないですね。

硬すぎるため、塗る前提で作られたラバーなんて言われたりもしますが、普段から塗ってない粘着を使っている人なら塗らなくても使えるラバーでしたよ。塗ったら神ラバーになることは間違いないけども

 

私は普段から粘着が好きで使っているのですが、個人的には値段次第では継続使用したいくらいに好きなラバーでした。

硬く重い粘着が好きな方には最高の一枚です!

 

以上、キョウヒョウプロ3ターボブルーのレビューでした!

その他粘着ラバーについての情報も発信していますので、よろしければ↓よりご覧ください!

 

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コメント

  1. […] 粘着使い待望のラバー!キョウヒョウプロ3ターボブルーをレビュー […]

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