卓球を「戦型」で区別することで上達しづらくなってるんです

雑記
はじめに
この記事は「戦型」に対する私の考えをただただ書いた手記のようなものです。
戦型について解説するような記事ではないので、その点ご了承ください。

卓球の戦型はよく4つに分けられる

まず、今後の話に必要なので今よく言われる「戦型」について簡単に。

卓球の戦型は大きく分けて以下4つといわれます。

ドライブ攻撃型
前陣速攻型
異質攻守型
カットマン

細かい名称の違いはあれど、基本的にこの4つに分けられます。

簡単に「戦型」に分けて考えるな

まず私個人としては、このように戦型をわけるのに反対です。

もっと言うと、基本的に戦型に名前を付けるのに反対です。

その理由が2つあるのでお話しします。

戦型という区切りをつける弊害

1つ目が戦型といって名前を付けることで、
名称にとらわれて自由なプレー、勝つためのプレーを阻害する場合があると考えるからです。

どういうことか、具体例で説明します。

例えば
「ドライブ攻撃型」という名称があることで「俺はドライブ攻撃型だからブロック(守備)なんて練習しなくていいぜ」というような誤解つながることがあります。
というか実際そういった勘違い結構あります。でも勘違いする側は責められません。

特に、指導者のいない環境でやっている人が、「戦型」の区別があることによってこのような誤解をしてしまうことが想定されます。

別の例を挙げると
「カットマン」という名称があることで、「カットマンが攻撃の練習をするのはダメ」などという現代では不合理な、わけのわからない理屈を正当化する理由になってしまう
こともあります。

「戦型」で分ける意味[前陣速攻型とドライブ攻撃型の違い]

2つ目の理由が、現代ではもはや戦型間の垣根がなくなってきているからです。

特に、前陣速攻とドライブ攻撃型を区別するのは現代ではかなり難しくなっています。

前陣速攻とよく言われる選手としては丹羽選手が挙げられますが、じゃあ丹羽選手の攻撃の主体は何かといわれれば、ドライブです。

逆にドライブ主体といわれる選手でも、ここ10年くらいでは卓球の「前陣化」が進んでいるため、前陣で攻めることの方が多いです。

つまり、前陣速攻と呼ばれる人でもドライブをするし、ドライブ攻撃型と呼ばれる人でも前陣速攻をするのです。

となるとそこを分ける意味ってあるか?という話。

昔だと、ドライブ攻撃型の選手は少し下がってのラリーが多かったので「ドライブ攻撃型」と「前陣速攻型」を区別出来たかもしれませんが、現在では前陣速攻型とドライブ攻撃型を区別するのは至難です。というより、する意味もありません。

 

あともう一つ言うなら、バック表の攻撃型は異質攻守に当たるのか前陣速攻に当たるのか

両方にあたるって言えちゃいますよね。まぁ強引に分けるなら、守備系が多いか攻撃系が多いかで分けることになるのでしょうが、そうなると今度はバックに表を貼ってても異質型じゃないの?という疑問も出てくる。

伊藤美誠選手なんかは異質型なのか前陣速攻型なのか、はたまたドライブも使うためドライブ攻撃型ともいえるかもしれません。現在の「戦型」の分け方だと、考えようによっては3種類の戦型に取れてしまうわけです。

 

じゃあ「戦型」という概念を消すべきなのか

このように、私はそもそも現在世間一般に浸透している「戦型」で分けることに基本的に反対です。

ただ、戦型に名前がないといろいろ不都合もあるでしょう。
例えばテレビで卓球の試合を放送しているときに選手の特徴を紹介しづらいとか。

(まぁ個人的にはテレビでも戦型に分けて紹介する必要がないと思いますが。選手の特徴を紹介するにしても、わざわざ「前陣速攻」などという戦型という型にはめて紹介する必要は無い。得意技術や、大まかなプレースタイルを説明すれば足りる。「バックハンドが得意」だとか。)

 

まぁ私個人はこんな意見ですが、でもまぁ他にも戦型の名称が無いと不都合があるでしょう。

例えば試合会場で見たAさんのプレーがすごい!みたいなことを話すときでも、「戦型」があったほうが話しやすいでしょうし。

なので、結論としては「戦型」という概念を使うな!と言いたいわけではありません

でも「前陣速攻」という概念はいらん

そこで私が特に思うのは、
とりあえず「前陣速攻型」と「ドライブ攻撃型」という区切りは無くそうぜってこと。

先ほど↑でお話ししたように、これらを区別するのは現在では至難で、そもそもする意味もありません。

とりあえずこの区切りは現代で意味ないし、さらにはその名前から自分に必要な技術を誤解してしまうことも考えられるので無くした方が良いと思っています。

戦型はどう分けるべきか

ということで、現代において「戦型」の区別をするなら

裏ソフト攻守型
異質攻守型
カットマン

の3つに区切れば十分だと思います。

名称はこれだとダサいでしょうしこれじゃなくても良いけど、とりあえず「前陣速攻」と「ドライブ攻撃」の区切りは無くしましょう。

シェーク裏裏、ペン裏裏、片面ペン裏なら皆「裏ソフト攻守型」。
シェークでもペンでも、片面でも表or粒orアンチラバーのどれかを貼っているなら「異質攻守型」。
ここは微妙に定義が難しいけど、一試合で何本もカットをするなら「カットマン」

 

こう分ければ「裏ソフト攻守型」か「異質攻守型」か、
どちらに属するのか分からないなんてこともありませんし、卓球プレーヤほとんどがどれかにはっきり分けられます。
(カットマンとそれ以外のはざまみたいな人は唯一残るかも)

また、戦型の名称から「ドライブ攻撃型だから守備の練習しなくていいんだ!」みたいな誤解をする人が出てくることをを防ぐことも出来ます。

 

この呼び方にすることで考えられる課題が2つで、「異質攻守型」の範囲が広いことと「カットマン」という概念を残すことですね。

まず、異質攻守型はあまりにも広いです。バック表だけど、オールフォアのスタイルで基本はドライブ主体だという方からペン粒の方、あるいはペン表などを同じ区別にしてしまいます。

なので、もし実際にこの言葉を使うなら「異質攻守型」をさらに細分化するのは必要かなと思います。ペン粒型、シェークバック表とか。

また、「カットマン」という名称を残したことで「カットマンなんだから攻撃禁止」などという不合理な理屈を正当化する可能性を残すことも課題ですね。ただ、カットマンは他の戦型と比べてかなり違うので、それ用の言葉は無いと困る・・・

まとめ

私の「戦型」という概念についての意見をまとめると

まず戦型という概念が弊害を引き起こしかねないし、現在の戦型の概念では正確にその人のプレースタイルを区別出来ているとは思いません。
例えば丹羽選手がドライブ攻撃型に当たるのか前陣速攻に当たるのかわからないなど。

しかし戦型という概念そのものを消してしまうと色々弊害があるでしょうし、概念を消すべきとまでは言いません。

が、少なくとももう少しはっきりした区別にしましょう

特に前陣速攻とドライブ攻撃型の区別は無くしましょう。現代にそぐわない分け方です。

なので、

裏ソフト攻守型
異質攻守型
カットマン

の3種類に分けるのが手っ取り早いと思います。そして、必要ならば異質攻守型をもっと細分化する。

こうすれば「戦型」という名称があることによる弊害、誤解などは無くなっていき、より分かりやすく、正確な概念になるのかなと思います。

 

それでは今回は以上です。
こんな記事をここまで読んでいただきありがとうございました!(笑)

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