はいどうも!
この記事では、シェークのバック面におすすめの裏ソフトラバーを紹介します。
ここで紹介するのは下に行くほど扱いが難しいが扱えればより威力が出るラバーです。
まぁつまり、下にあるものほど上級者向けということですが、ここで言いたいのは、
同じプレーレベルで紹介しているラバーでも、下にあるラバーの方がより上手い人向けであるということです。
ある程度の目安として、初級者、初中級者などと分けていますが、上手くなれば一個下のものをという感じで考えてもらえると良いかと思います。
では、見ていきましょう。
バック面におすすめのラバー[初級者編]
必要な特徴[柔らかく、小技がしやすい]
まず、初級者のバック面のラバーにほしい特徴は、こんな感じです。
- 柔らかいこと
- 小技がしやすいこと
まず、ある程度ラバーが柔らかいことが前提条件でしょう。
初級者の、ましてやフォアと比べると回転をかけるのが難しいバック面ですし、回転をかける感覚をつかみ、上達するためにもまずは柔らかいラバーを使うべきでしょう。
具体的な硬度は、42.5度以下がおすすめです。
そして、小技がしやすいというのも大事です。
ここでいう小技とは、ブロックやツッツキのことです。
基本的に柔らかいラバーはこういったプレーはしやすいですが、上達のために欠かせない技術ですので、重点的に考える必要があります。
特に、バックのブロックは卓球をする人全員が必須の技術です。
初級者の中からブロックはしっかりできるようになりましょうね!
では、初心者におすすめの具体的なラバーを紹介します。
VEGA EUROPE DF(ヴェガヨーロッパDF)
まずおすすめなのが、XIOMのヴェガヨーロッパDFです!
このラバーは、とにかく柔らかい!
現在売られているラバーの中で、トップクラスに柔らかいラバーです。
スポンジ硬度が37.5±3度と、かなり柔らかく、さらにトップシートも柔らかいため、ぶにゃにゃのラバーです(笑)
そして、価格がネットで購入すると3000円前後なので、とてもコスパが良いです!
性能面は、まず柔らかいため、とても回転がかけやすいです。
柔らかいのに、トップシートはしっかりと引っかかるものを使っているため、表面が滑るということもあまりありません。
回転が異常にかけやすいため、とにかく安定する、使いやすいラバーです。
ラリーを続けるという目的なら、このラバーの右に出るラバーはそうそうありませんし、柔らかいために小技もやりやすくなっています。
弱点をあげるとすれば、柔らかいが故に
- 威力があまり出ないこと
- 相手のドライブをドライブでカウンターしにくい(柔らかいラバーは、カウンターをしようとすると落ちやすい)
というところです。
ただ、いずれも初級者には不要なポイントですので、気にすることはありません。
まず、初級者がバックでフルスイング出来ますか?できたとして、それが試合で使えますか?
また、初級者がカウンターできますか?
もしそれらが出来るのならもっと硬いラバーを選んでください。
ある程度の基準としてですが、部活で卓球を始めたとして少なくとも1,2年は使える十分な性能を持っています。
VEGA EUROPE DF まとめ
コスパ良し
とにかく柔らかいため、回転がかけやすい。
基本技術の安定感がピカイチ
バック面におすすめのラバー[初中級者編]
次に中級者におすすめのラバーですが、中級者層というのはそもそも圧倒的に広い層ですし、バックハンドの技術にも差が出てくるので、
初中級者編と、中上級者編にわけて紹介しようと思います。
ではまず、初中級者編のラバーを紹介します。
必要な特徴[ブロック、ループドライブ]
初中級者のバックで重要な技術が、ブロックとループドライブでしょう。
ブロックは初級者のところでも書いていますし、レベルを問わずバックのブロックは必須技術ですので、いうまでもないでしょう。
そして、初級者と中級者の間の一つの壁と言えるのが、バックの下回転打ちです。
必ずしもツッツキを一発で持っていく必要はありませんが、ループでしっかりと持ち上げられるようにはなりたいところです。
現代卓球はオールバックだ。なんて言われたりもするように、現代の高速卓球をするならバックでも下回転打ちは欠かせません。
そこで、この初中級者編ではブロックとループがやりやすい(安定する)ラバーを紹介します。
では、具体的にラバーを紹介していきます!
ファスタークS1
まず、個人的にシェークのバック面に特におすすめしているのが、このファスタークS1です!
スポンジ硬度は42.5度で、柔らかい部類のラバーです。
価格はネット購入で3300円ほどで、こちらもお財布にやさしいものです。
性能としては、このラバーはどちらかというとドライブよりもミートに重きをおいたラバーです。
イメージとしては、ミート系打法が中心で、プラスで回転もかけられるよという感じです。
と言っても、決して回転がかからないわけではありません!
むしろ、ミート系打法でも勝手に回転がかかるほど柔らかいので、かけやすさは相当良いです!
なので、フォアはドライブでバックはミートといった中級者には、迷わずおすすめです。
(そもそも柔らかいラバーが苦手な人には向かないですが)
また、回転をかける感覚を身に着けたいという方にもとても良いです。
私自身は中学生のころにバック面に愛用していたのですが、当時はスピードより回転が素晴らしいラバーだと思っていました。
というのは、バックハンドで回転をかける技術が上手くなかったので、世間一般に回転がかかると言われているこれより硬いラバーを使うと、かけられずに弾いてしまっていたのでしょう。
そして、これは個人的な意見ですが、中学生の8割以上はバック面にはこれくらいの硬さのラバーが良いです!
そのほうが、よく回転がかかると言われているラバーよりも実際には回転がかかるはずです!
もちろん、技術のある人が使うと、柔らかくて回転は物足りないと感じると思いますが、実際にそのレベルの人って、全卓球人口の半分以下ですよ。間違いなく。
ファスタークS1 まとめ
初中級者には回転、スピードのどちらの面からもおすすめ出来る。
それより上手い中級者の方でも、フォア主戦でバックはつなぎという人にはおすすめ。
中学生でシェークバック裏の人は一度は使ってほしい
リズムテック
次に、ファスタークS1やヴェガでは物足りないけど、硬いラバーは無理という方におすすめのラバーを紹介します。
それが、JOOLAのリズムテックです。
このラバーも42.5度で柔らかめのラバーになります。
ただ、他の42.5度ラバーよりも圧倒的に回転がかかります!
実際の打球感は42.5度と45度の間くらいの硬さで、「バックもちょっと振れるけど、G1などの硬いラバーは無理」という方に是非使ってほしい一枚です。
また、初中級者向けということになっていますが、中上級者でも全然使えるレベルのラバーです。
実際に、2017年の世界卓球で男子シングルスベスト16に入ったピシュテイ選手も当時使用していたラバーです。
柔らかいラバーでは数少ない、世界トップレベルでも使えるラバーになっています。
ただ、だからといって使いにくいラバーでは決してなく、回転のかけやすさ、スピードなどのバランスが最高のラバーです。
中上級者でも、柔らかめが好きだという方には本当におすすめのラバーです。
もし、競技として本気で卓球をするなら私はバックには迷わずこのラバーを使います。
リズムテックについてはJOOLAのリズムテックのレビュー[柔らかいラバーの神様]で詳しいレビューをしているので、よろしければご覧ください。
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バック面におすすめのラバー[中上級編]
ここからはバックにおすすめのラバーというより、単純に性能が「良い」ラバーの紹介になります。
「良い」とは、単純に回転、スピードがそれぞれ高いもの。さらに、カウンターのときに落ちずに上に上がるものです。
そして、そういうラバーは総じてトップ選手が好むものになります。
なのでここからは良く売り上げ上位に並ぶような有名ラバーを紹介することになります。
ファスタークG1
中上級者のバックにおすすめなのが、ファスタークG1です。
「バックもガンガン振っていくし硬いラバーが良いけど、テナジーはちょっと・・・」という方におすすめのラバーです。
ファスタークG1は、良くも悪くも控えめなラバーになります。
V15 Extraなどと比べると飛びも回転も控えめです。が、バック面にはそれが良いのです。
特に、ブロック、プッシュなどのミート系技術のときに良さを発揮します。
硬いラバーは総じてブロックが安定しづらいです。柔らかいラバーよりも飛距離が出ますから、当然オーバーミスが増えるわけです。
逆に、硬いラバーほど球離れが早いため、ボールのスピード自体は速くなります。
それはG1も例外ではなく、柔らかいラバーと比べるとブロックは難しく、スピードが出ます。
しかし、硬いラバーの中では扱いやすいです。
つまり、硬いラバーの中では、スピードは遅めだけどその分安定感があるラバーということです。(あくまで「硬いラバーの中では」です。)
このバランスがバック面にちょうど良いのです。
ブロックの安定感、ミートのスピード感がどちらも及第点を越えており、ドライブも問題なく出来る。
この、なんでもできるバランスの良さがバック面におすすめの理由です。
詳しくはこちらに書いています。よろしければご覧ください。

ファスタークG1まとめ
ミート、ドライブ、台上など技術を問わずなんでも出来る。つまりバランスが良い
とはいっても硬いラバーなので、柔らかいラバーと比べると威力が出るため、上級者も使える
Q5
ポストテナジーの第一候補と呼べるラバー、Q5です。
このラバーは回転量、スピード共にハイレベルな、単純に「性能が良い」ラバーです。
特徴がどうこうというより、単純にハイレベルなラバーなのです。
また、オートで回転がかかってくれる感覚、エネルギーロスが圧倒的に少ない打球感などなど、テナジーに似たラバーと言えばこれかな。というラバーです。
それでいて、テナジーよりは安いというところが魅力ですね。
テナジーは7000~8000円ほどするところが、Q5は5000~6000円ほどで買えます。
テナジー05,80
まぁ、結局ここにたどり着きます。性能最高、コスパダメのテナジーです。
テナジーの良さを今一度挙げておくと
- カウンターが極端に上に上がる(まず落ちない)
- 勝手に前進回転がかかる
- 回転量自体も全ラバー中トップクラス
- 軽い
といったところです。
間違いなく最高のラバーです。コスパ以外は。
他のラバーにも良さがあるのは間違いないですが、それでもテナジーを越えるものは現段階で絶対にありません。
あ、塗ったら越えるものはあるかも
まとめ
今回紹介したラバーはこの7枚です。(下のもほど上級者向け)
ヴェガヨーロッパDF
ファスタークS1
リズムテック
ファスタークG1
Q5
テナジー05,テナジー80
今回紹介したラバーについて扱いの難しさを<で表すと、こんな感じです。
ヴェガヨーロッパDF<ファスタークS1<リズムテック<<ファスタークG1≦Q5≦テナジー05,80
リズムテックまでは扱いやすい部類のラバーなので、ある程度どなたでも使えます。
ただ、ファスタークG1以降は硬いラバーなので、割と上手い人向けになります。
守備面と攻撃面のバランスということを考えると、一般の中高生レベルは、ファスタークS1やリズムテックを特におすすめします!
もちろんあなた自身のことなので強制はしませんが、リズムテックなどの比較的柔らかいラバーを選ぶ方が勝てると思いますよ。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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