[卓球]自分に合った自分だけのフェイクモーションを創るコツ

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はいどうも!今回はフェイクモーションについて、その目的から少し深堀して考えていきたいと思います。

そもそもサーブでフェイクモーションって入れますか?入れるとして、なんで入れてますか?

なぜフェイクモーションを入れるのか、それを一言にまとめると「相手を惑わせるため」になると思います。

そりゃそうだ。という方、ちょっと待ってください。
今回考えたいのはその一歩先で、「どう惑わせるのか」についてです。

 

つまり今回は、自分流の、自分に合ったフェイクモーションを見つけようの回です。

なのでいつもより理論的な?話になります。

もう少し具体的にいうと、「自分のやりたいフェイクモーション」を見つけるための考え方についてです。

 

ちなみに今回は、私が思っていることを思うがままに書いているだけなので、伝わらない場合もあるかも。。伝わらなかったらすみません。。

自分だけのフェイクモーションを創るコツ

まず、フェイクモーション(以後フェイク)は大きく2つにわけられます。それが

1,相手に違うサーブだと思わせる
2,相手にどのサーブか分からなくさせる

のどちらかです。

つまり、下出して「ナックルに見せたい(1)」のか、下出して「ナックルか下かわからん(2)」という状態にしたいのかという差です。

これは何も回転に関してだけでなく、コースや長さについても同様。

それぞれ例で説明すると、

1は例えば下を出してナックルに見せるとか、ショートサーブと見せてロングサーブを出すとか。

逆に2は、下を出して何回転かわからなくさせるとか、ロングサーブかショートサーブかわからなくさせるとか。

 

また、別の分け方をすると

a,打球前のフェイクか
b,打球後のフェイクか

という分け方も出来ます。

フェイクモーションを考える際に、良く取り上げられるのはbの方ですね。
例えば「横下を出して当たった瞬間に面を立てましょう」みたいな。

で、忘れられがちだけど大事なのがaの、打つ前のフェイクです。
例えば、順横のフォアサーブ出しますよーっていう面にしておいて直前で巻き込みに変えるとかです。

 

結局何が言いたいかというと、自分流のフェイクを考える際には、この4つの観点から考えると良いですよってこと。

まず、相手に全く違うサーブだと思わせたいのか、それともどのサーブか分からなくさせたいのかを選ぶ。(1なのか2なのか)
次に、それを打球前のフェイクでやるのか、打球後のフェイクでやるのかを選ぶ。(aなのかbなのか)

フェイクモーションを考える際にはこの順序で考えると、自分流のフェイクの「創り方」がすんなりいくんじゃないかなと思います。

特に、aの「打球前のフェイク」について今一度考えてみて欲しいです。

フェイクというと「打った瞬間に別のモーションを入れて惑わせること」だと思っている方が多いと思いますが、

打つ前、もっと言うとトスを上げる前からフェイクは入れられるんです。からだの向き、ラケットの面の向きなどで。

 

これらの1,2,a,bを意識して、どんなサーブに見せたいのか(目的)、どう動かしてそう見せるのか(手段)という2点を考えると、自分にあったフェイクモーションが見つけやすいでしょう。

今すぐできる簡単なフェイクモーションの例

基本的にフェイクは上でお話ししたことに基づいて自分で創っていく方が、自分に合ったサーブへの近道だと思います。

が、自分で考えて実践するって何気に難しいですよね。

ということで、割と簡単に出来て効果的なフェイクモーションの例を一つ紹介します。
言ってしまえば立ち方を変えるだけなので割と簡単に出来ます。是非一度やってみて下さい。

体を後ろ向きにしてサーブを出す

とっても簡単。複雑なフェイクを入れるわけではありません。

後ろを向いてサーブするだけです。

やり方

普通、フォアサーブとか巻き込み、ygサーブのとき、体はたいてい横(台に平行)向きでだしますよね?

それよりも、後ろを向いて出してみましょう。

「後ろを向く」には、右利きの方なら右足のつま先が真後ろに向くぐらい後ろ向きで構えると良いです。相手からすると背中が見えるように。

それだけでフェイクといえるの?

「いやこんなもんフェイクじゃねーよ」という方、落ち着いてください。確かに、世間一般に言われる「フェイクモーション」とは離れています。
しかしこれも「相手を惑わす」という点ではれっきとしたフェイクです。

なぜなら、↓のような効果があるからです。

後ろ向きサーブの効果

では普通に出すのと何が違うかというと、

相手がどのサーブが来るのか見分けづらくなります

というのは、後ろ向きで出すとトスを上げてからのラケットが背中で隠れやすいからです。

ラケットが隠れているので相手からすると面の角度が見えず、
フォアサーブなのか巻き込みなのか、はたまたロングなのかショートなのかなどが実際にラケットに当たるまでわかりにくくなります。

 

上で説明したところで言うと、2(どのサーブか分からなくさせる)のフェイクで、a(打球前)のフェイクに当たります。

 

下を上に見せたりする派手なフェイクではありませんが、相手がどのサーブか分かりにくくするという意味のあるフェイクです。

基本的にやることは「後ろを向いてだす」だけですが、
よりしっかりラケットを隠したい場合動画を取ったり相手に見えてるかを聞いて見えにくくなるように研究、練習しましょう。

二段階のフェイク

あと、これは中上級向けの「効く」フェイクの一例で、私が最近思うことなのですが

二段階のフェイクって結構効きます。

横下を出して面を立てる。ここまでならよくあるフェイクですが、そこからさらにフェイクを入れます。

つまり、横下を出して
1面を立てて、2下に落とすなどです。

ただ、これをするにはかなりのスイングスピードが無いといけなくて、普通のフェイクよりかなり難しいです。
私の場合だと、2段階フェイクにした途端に回転量がかなり落ちます。

それでも相手が回転を間違えてくれる率は1段階のフェイクよりもかなり高いですし、私のレベルだと初見はほとんど落としてくれているので効果は重大です。

ただかなり難しいですが。サーブミスも増えるし回転量も落ちるし。

まとめ

今回は、私の考えるフェイクモーションの理論?のようなものをお話ししました。

特に、自分流のフェイクを創りたいという方はこういう観点から考えると創りやすいんじゃないかなと思います。

また、それとは別で後ろ向きサーブについて紹介しましたが、これはバックサーブやしゃがみこみ主体の人以外は皆さん使えるものですので、是非一度やってみていただきたいです。それだけでいつもより相手のレシーブが甘くなるかも!?

 

もちろん今回の記事は完全な私見によるものですし、一意見として考えていただければと思います。

この記事で何か一つでも伝われば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうごさいました!

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