粘着ラバーでのドライブの打ち方[甘え厳禁!スイング速く!]

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はいどうも!今回は、粘着ラバーの打ち方について解説していきます。

キョウヒョウ

2種類の打ち方[擦り打ち、当て擦り打ち]

中国ラバー(粘着ラバー)の打ち方は大きくわけて、2種類あります。

それが、擦り打ちと当て擦り打ちです。

テンションラバーで2種類のドライブの打ち方というと、食い込ませる打ち方と擦る打ち方に分けられます。

が、中国ラバーでは、擦ることは前提なのです。

擦る打ち方が前提にあって、スピードを出したいという方はそこに当て要素を足していくという感じです。

 

なので、中国ラバーの打ち方を初めて学ぶ。という方は、まずは擦り打ちから始めましょう。

そして、擦り打ちが板についてきたという方は当て擦り打ちに移動していく。という流れが中国ラバーの打ち方の基本になります。

 

では、それぞれ打ち方を解説していきます。

が、その前に、どちらの打ち方をする上でも、あるいは独自でここに書いてないような打ち方をする方でも、

中国ラバーを使う上で絶対に必要なポイントを先に書いておきます。

正直、擦り打ちや当て擦り打ちといった細かい打ち方よりも大事なことです。

 

どんな打ち方をするにせよ、共通で必要なこと

スイングスピードを上げる[重要]

中国ラバーの打ち方うんぬんの前に前提となるのが、スイングスピードです。

テンションラバーと比べて、自分で力を加えないといけないラバーなので、テンションラバーで打っているときより必然的にスイングスピードを速くしないといけません。

テンションラバーだと、悪く言うと中途半端なスイングでもある程度回転とスピードのあるボールが行ってくれるので、戻りのことも考えてスイングが遅く小さくなりがちです。

 

しかし、中国ラバーではそんな甘えは許してもらえません。

テンションのときに常に6~7割で打っていたという方なら、中国ラバーの場合は8~9割で常に打つくらいの気持ちでいかないと、良さが出ません。

なので、中国ラバーでフォアドライブを打つと自然といつもよりスイングが大きくなります。

 

ただし、スイングスピードを上げるからといって力めと言っているわけではありませんよ。

より効率よく力が伝わるような体の使い方をする必要があるよね。ということです。スイングスピードを上げるためといって、腕にがちがちに力が入るというのはそれはそれで問題です。

効率が良いと言われる打ち方、体の使い方はというと、肩甲骨打法などでしょうか。気になる方は調べてみてください。

 

面は開く

中国ラバーでドライブを打つ際はテンションラバーのときよりも面を開いて打つことを心掛けましょう。

 

面を開くべきというのは、もはや中国ラバーに限った話ではないのですが、中国ラバーで巻いて打つ(開くの逆)と、スピードボールなんて打てたもんじゃありません。

 

テンションラバーでも巻き打ちはスピードがでないので矯正すべき打ち方なのですが、中国ラバーならなおさらです。

飛ばないラバーと飛ばない打ち方をしてしまうと、あら不思議。ネットを越えません。

 

中国ラバーを使うなら、「いつもより」でも構いません。面を開くようにしてください

 

擦り打ち

では、ここから具体的な打ち方についてです。

中国ラバーの最も基本的なドライブの打ち方がこれです。とにかく薄く捉えて打ちます。

 

イメージとしては「ボールの真上を取って打つ」くらい、擦るようにしましょう。

あくまでイメージなので、実際は真上を取るわけではありません。実際は時計で言うと1時くらいの位置を捉えて打つことになります。

しかし、はじめから1時を捉えようとすると、どうしても2時あたりを取ってしまうものです。

なので、意識としては真上(12時)を取る意識で打ってみましょう。

はじめはそれでやってみて、それでも極端に空振りが多い場合などは少しづつ面を立て気味にして打つようにしましょう。

 

中国ラバーは飛ばない、飛ばないと言われますし、私も言っていますが、擦った時の飛距離は割と出ます

中国ラバーが飛ばないというのは、フラットで当てたときのことや、単純な弾性の話です。

擦り打ちさえ出来れば、スピード、飛距離共に良いボールが飛びます。

 

当て擦り打ち

擦り打ちが出来る方は、当て擦りを目指しましょう。

「当て」ながら「擦る」打ち方です。正直、わけが分かりません(笑)

なぜなら、「当てる」と「擦る」はほとんど真逆の言葉ですし、理論的には「当て擦り」なんてありえません

当てながら擦るなんて、走りながら止まるくらいの矛盾です(笑)

 

ここで言いたいのは、「当て擦り」とは、理論的には食い込ませる打ち方と同じだということです。

 

「食い込ませる」と「当て擦り」で何が違うかというと、単純に打つ力の問題です。

食い込ませる打ち方から、面を開いてもっと強く打つと当て擦りです。

 

あと、中国ラバーで当て擦りが良いと言われる原因は、強く当てても擦っているような感覚が手に伝わってくるからだと思われます。

自分は当ててるつもりなのに、擦っているような打球感になるから「当て擦り」なのでしょう。

 

「当て擦り」という言葉を真に受けて、当てながら擦ることが出来るとは思わないように注意してください。そんなことは理論的に不可能です。

 

まとめ

中国ラバーの打ち方は、テンションのときより強く振ることが大前提になります。

その上で、擦り打ちや当て擦りうちなどと言ったボールの捉え方、打ち方の話に入りましょう。

 

中国ラバーで良いドライブを打つには、打ち方云々以上にスイングスピードが命です。

中国ラバーが使えないという方は、スイングに甘えが出てしまっているのかもしれません(笑)

頑張って、スイングを速くということを意識してみると良くなるかもしれませんね!

 

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