今回は、粘着ラバーの特徴についてです!
粘着ラバーと言えば、最近ひそかに人気を延ばしてきているラバーなので、
気になっている人も多いことでしょう。
そこで、今回は粘着ラバーの特徴について徹底解説していきます!
粘着ラバーの特徴
まずは、粘着ラバーの特徴から見ていきましょう!
粘着ラバーとは、その名の通りラバーの表面に粘着力があってべたべたしたラバーです。
基本的には粘着ラバーは
回転量が多くスピードが遅い
ラバーになります。
回転量重視のラバーということですね!
粘着ラバーの特大注意点!
ただし、ここで声を大にして言いたいのが、
粘着ラバーは回転をかけやすくはない
ということです。
むしろ、かなりかけにくいです。
これが、この記事で最も伝えたいことです!
矛盾してるじゃないか!というそこのあなた!(笑)
これは矛盾ではありません!
粘着ラバーは、回転量の最大値がとても高いです!
しかし、他のラバーよりもかけにくいです!
つまり、粘着ラバーというのは、そもそも回転をかける技術を持っている人が使うと、他のラバーよりも強い回転がかかります。
しかし、回転をかける技術が未熟な人が使うと、他のラバーよりもかからないです!
まだ粘着ラバーを使えるか不安だという方は、卓球ラバーの間違わない選び方
、を参考にしてください!
かかったときの回転量は多いけど、そもそもかけにくいということです。
分かりにくいと思いますので、例を挙げて説明しますね!
例
この子は、回転をかける能力(感覚)が、10点中2点の初心者です。
卓球を始めて5か月で、いつものラケットでは、2点相当の回転量のサーブが出せます!
では、この子が粘着ラバーを使うと・・・
ほとんど回転をかけられません!
0点か、1点相当の回転しかかかりません。つまり、ほとんどかかりません!
では、そもそも回転をかけられる人が使うとどうなるでしょう。
この子は、回転をかける能力が8点です。
卓球を始めて4年目で、週4回クラブチームで練習しています。
いつものラケットを使うと、8点相当の回転を出せます!
この子が粘着ラバーを使うと・・・
9点相当以上の回転量が出せます!
つまり、いつもよりも回転量のあるボールが打てるということです!
粘着ラバーはどんな人におすすめ?
結局、粘着ラバーをおすすめ出来るのは、
中級者以上でパワープレイヤーかつ、回転量を求めている方
に絞られます。
これに当てはまる方は正直かなり少ないと思います。
しかし、粘着ラバーを進んでおすすめ出来るのは、このような特徴を備えている方です。
この、「中級者の以上」の考え方は、だいたい
卓球歴3年以上
くらいでしょう。
もちろん、この点は練習環境や本人のセンスなどによって変わってきますが、
粘着ラバーは初めて3年くらいまでは手を出さないのが無難かと思われます。
粘着ラバーを初心者が使った場合
一言でいうと、初心者が粘着ラバーを使った場合、
回転はかからない、スピードも出ないラバーと化すでしょう(笑)
体験談
これは私自身の体験談なのですが、
中学1年で卓球を始めて、その1年生の終わりくらいにタキファイアCという粘着ラバーを使いました。
それまではテナジー05を使っており、それなりに回転もかかっていたのですが、
粘着ラバーにしたとたんにほとんどかけられなくなりました。
中学生の1年生大会では、5回戦くらいまで行っていたので、同学年で比べると下手ではなかったと思います。
しかし、粘着ラバーに対しては回転のかからないラバーだと感じました(笑)
粘着ラバーを中上級者が使った場合
粘着ラバーは、中上級者が使ってこそ本領を発揮します!
しかし、中上級者でも使う人が限られるのが粘着ラバーです。
いかんせん、飛ばない・・・スピードも出ない・・・
中上級者であれば、回転をかける感覚は問題ないでしょう。
しかし、そもそも飛ばないラバーなので、その弱点をフィジカルで補わなければなりません。
ラバーで出せないスピードを、パワーで出そうということですね(笑)
おすすめの粘着ラバー
では、粘着ラバーを使うと決めた方におすすめの粘着ラバーを紹介します!
翔龍 ¥4500
まずおすすめするのが、翔龍です!
このラバーは、テンションラバーと粘着ラバーの中間のような性能のラバーです。
粘着ラバーの中ではスピードは群を抜いています。
そのため、今までテンションラバーを使っていたという方が粘着ラバーに挑戦する際に特におすすめのラバーです。
また、最近は値段の高いラバーが多い中でこの翔龍は比較的良心的と言えるでしょう!
また、購入の際は兄弟ラバーの輝龍と間違えないようにしてくださいね!
あれは、翔龍とは全くの別物ラバーですので。
キョウヒョウneo3 ¥5200
粘着ラバーの本場、中国の定番粘着ラバーです!
粘着ラバーと言えばこれ!という一枚です。
今世界で活躍している中国選手の9割が使用しているラバーになります。
しっかりとかかった時はすさまじい回転量が出るのですが、やはりかけにくさもすごいです・・・
強さと弱さが表裏一体のラバーです。
おわりに
いかがでしたか?
今回の記事では、粘着ラバーの特徴などに触れていきました。
初中級者が簡単に扱えるというラバーではありませんが、使いこなせば強みになること間違いなしのラバーです!
一度使ってみてもいいのではないでしょうか。
コメント
[…] 粘着ラバーの特徴と特大注意点[おすすめの粘着ラバーも紹介] […]
[…] また、詳しくは粘着ラバーの特徴と特大注意点[おすすめの粘着ラバーも紹介] […]
[…] 粘着ラバーの特徴と特大注意点[おすすめの粘着ラバーも紹介] […]
[…] 具体的には粘着ラバーの特徴はこちら↓の記事に詳しく書いていますが、テンションラバーと比べるとターボブルーはそんなラバーです。 […]