はいどうも!ついにやってしまいました。。。キョウヒョウneo3ブルースポンジ(省チーム用)を買ってしまいました!(笑)
これまでは高い高いと避けていたのですが、一度は使ってみたいと思い、今回手を出してしまいました(笑)
せっかく買ったので、普通のneo3やターボブルーとどう違うのか、neo3ブルースポンジは値段相応の性能はあるのか、レビューしていきます。
キョウヒョウneo3ブルースポンジの概要
まず、neo3ブルーの外観を見ていきます。
性能のレビューだけ見たい!という方は、下の「他のキョウヒョウと比較」まで読み飛ばして下さい。
とにかくかっこいいブルースポンジ
まず、注目のブルースポンジから見ていきましょう。
蒼い、かっこいい!いやほんと、格好良さは普通のオレンジスポンジとは比べられません!どうでしょう。オレンジの方がかっこいい、好きという方もいらっしゃいますかね?中国選手が使っているというバイアスもあるかと思いますが、僕は格好良さなら断然ブルーです。
ちなみにターボブルーと比べると、微妙にターボブルーの方が濃くて、neo3の方が鮮やかという感じです。(画像左がneo3、右がターボブルー)
(画像は光の関係でターボブルーがかなり黒く見えていますが、実際はここまで黒くはありません)
ターボブルーの方が藍色というか、黒寄りの青ですね。
ブルースポンジって性能にどう影響するの?
ちなみに、ブルースポンジで何が変わるの?という話ですが、基本的にスポンジの色は染料で変わるので、ただただ色が青だから性能が良いというわけではありません。
ただ、キョウヒョウの場合はそもそもオレンジスポンジとブルースポンジでつくりが多少違うので、ブルーの方が「高性能」と俗に言われています。
具体的には
1,食い込みが良い2,弾みが良い3,補助剤を吸いやすい
と言われています。
また実際のところ、ブルースポンジのメリットって基本的に3の補助剤を吸いやすいってところみたいで、本場ではそこが注目ポイントみたいです。
本物か確認
このキョウヒョウneo3ブルースポンジ、結構偽物が出回っているようで、紅双喜が対策をしてくれてるんですね。
この画像右下の丸いシールの部分をがコインで削れるようになってまして、削ったら22桁の数字が出てくるようになっています。
そんでもって、その数字を紅双喜のホームページに打ち込むと、紅双喜が作った本物かがわかるという具合です。
実際やってみました。
こんなページに数字を入れると・・・
こんな画面が出てきました!
直訳で翻訳すると、「入力した偽造防止コードは有効です。この商品は上海の紅双喜によって作られました。お気軽に商品をご利用ください。」
という感じですかね。
まぁつまり、本物だと。よかったよかった。
実は逆反りしてる
これは個人的にすごく意外だったのですが、このラバー逆反りしてました。
粘着ラバー特有の保護シートが貼ってある状態だと補助剤を塗ったときみたいにシート側に沿っているのですが
上のシートをはがすと逆反りしてました
別に、だからどうというわけではありませんが、前加工のラバーなのに逆反りしてるんですね。
他のキョウヒョウと比較
次に、他のキョウヒョウシリーズと比べてどうなの?というところをお話しします。
今回は、現在も良く使われているであろう、キョウヒョウneo3(普通の)と、キョウヒョウpro3ターボブルーと比較します。
はじめに結論から言うと、基本的に普通のキョウヒョウneo3とあまり変わりません。あくまでneo3+アルファという感じ。なので、基本的には普通のneo3の性能をイメージしていただければ間違いありません。じゃあその「+アルファ」は何?ということをここからはお話しします。
neo3の性能については詳しくは最強の粘着ラバーキョウヒョウneo3のレビュー[重さは軽めです]をご覧ください。
普通のneo3と比較
まず、ここからは普通のキョウヒョウneo3を「neo3」、省チーム用neo3ブルーを「ブルー」と省略して書きます。
まずneo3と省ブルーの違いですが、まぁ単純に省ブルーが上位互換ですね。
そりゃそうです。neo3と省ブルーでは同じ「キョウヒョウneo3」なのに倍以上も値段が変わるのですから、省ブルーの方がよくないと困ります。
弾み良し、打球感は柔らかいかも
具体的にどう変わるかというと、弾みの面ですね。
しっかり打ったときにも軽く打ったときも省ブルーの方が弾みます。
スピード、飛距離どちらで見てもまぁ省ブルーの方が上かなという感じです。が、劇的に変わるというわけではありません。
あともう一つメリットを上げるとすると、打球感はブルーの方が多少柔らかい感じがしますね。
今回は40度を使ったのですが、以前使っていたneo3の39度と変わらない、あるいは省ブルーの40度の方が少し柔らかいかなと思いました。
なので、扱いやすいといえばそうなのかも。ただ、そんなに大きく変わるというわけでは無いので、個体差でひっくり返るレベルだと思います。
回転や弧線の高さは変わらず
この弾みと打球感が省ブルーの良さかなと思います。
逆に言うと、私が感じたneo3と省ブルーの違いはそこだけです。
回転は言われてみりゃあ相手のオーバーミスが少し多い気もしましたが、新しいラバーで回転量が多いだけかなという程度ですし、そもそもそんなに変わりません。変わる気がするのはプラセボ(思い込み)じゃないかと。
また、弧線についても変わりません。省ブルーは弧線が高いのかなと期待していたのですが、neo3と一切変わりませんね。弧線は低い方がスピード感が出るのでこれは別に悪いことではありませんが、私個人としてはちょっと微妙。
まとめると、
私個人の感想ですが、省ブルーはあくまでneo3+アルファという感じ。
neo3と省ブルーでは倍以上値段差がありますが、倍の性能差があるとは言えないと思いました。
格好良さなら倍以上あると思いますが(笑)
キョウヒョウpro3ターボブルーと比較
次に、キョウヒョウpro3ターボブルーと比較します。
まず私の好みは、今のところ断然ターボブルーです(笑)
今までターボブルーを使っていてその打ち方になっているというのもあるかもしれませんが、ターボブルーの方が単純に好き。
その理由を一言で言うと、ターボブルーの方が引っ掛かりが強く弧線が高いこと。これに尽きます。
ターボブルーの方が明らかにシートの引っ掛かりが強く、ボールが上に飛びます。なので、ちょりっとかけたときでも上に上がって入ってくれるんですね。特に、対下回転のドライブのときに明らかにターボブルーの方が安定します。
まぁ、弧線が高いのは一概に良いというわけでは無く、対下回転でも対上回転でも、省ブルーの方が直線的で、スピード感という意味では明らかに勝っています。
そもそもキョウヒョウ自体が引っ掛かりが強く弧線が高いラバーで、その中で何を求めるのかという話だとは思いますが、私はその中でも引っ掛かりを求めたいので、ターボブルーの方が好きですね。
ターボブルーと省ブルーの比較をまとめると、
スピードは、初速とボールの軌道なら省ブルー、相手の台についてからの二速ならターボブルーの方が上です。
回転に関しては、打ち方もあるかとは思いますが、しっかり振ったときはターボブルーの方が上、ループなど軽く振ったときも私の打ち方ならターボブルーの方が上です。
ただ、柔らかいのは省ブルーなので、打ち方によってはループなど軽く振ったときは省ブルーの方がかかるという方も多いかなと思います。
ターボブルーの詳しいレビューは粘着使い待望のラバー!キョウヒョウプロ3ターボブルーをレビューに書いています。よろしければご覧ください。
まとめ[性能に値段相応の価値は無いかも]
まとめると、残念ながらキョウヒョウneo3ブルースポンジ(省チーム用)の性能に、値段相応の価値はないかなと思いました。
弧線の高さや引っ掛かりならターボブルーの方が確実に上ですし、普通のneo3と比べてもそんなに大きく変わるわけでは無いです。
もちろん一切変わらないということでは無いですよ!多少変わるけど、倍の値段を出すほど変わるか?ということです。
また、よく言われる省チーム用のキョウヒョウは品質が良いということについてですが、そもそも普通のキョウヒョウneo3って品質悪いですか?私はキョウヒョウの品質に関して不満を感じたことは一切ないのですが。。。
中国製品は品質が悪い→キョウヒョウは中国製品→キョウヒョウは品質が悪い
といったバイアスが入っているんじゃないかなと思います。中国製品全部の品質が悪いわけじゃないですよ。
確かに、スポンジ面にちょっとゴミ?がついていることはありますが、これは前加工で補助剤を塗っている以上仕方のないことです。実際、今回の省用ブルーにもついてました。そしてそれは特に性能に影響しません。
中国ラバーは品質が悪いというのは昔の話かなと思います。特に、超大手の紅双喜の商品の品質が悪いということは現代ではないと思います。マイナーなメーカーなら現代もそういう問題はあるかもしれませんが。
となると、省チーム用キョウヒョウが特別品質が良いということは無いのかなと。
なので、私個人としては性能面、品質面で省チーム用ブルースポンジを買うメリットはないかなと思います。
もちろん私のように、ブルースポンジを一度は使ってみたいという理由や、格好良いから使うといった、何かしらの理由がある方が使うことを否定はしませんが、性能面を期待してこれを使うとがっかりしそうです。もし今後この値段を出すなら、私なら普通のキョウヒョウneo3を2枚買います。
まぁ、上でも書いたようにブルースポンジのメリットの一つは補助剤を吸収しやすいってことにあるので、塗ると別物に化けるのかもしれませんね。いつかやってみようかな~
それでは今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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