カットマンが取り組むべき練習メニュー[基礎、攻撃、フットワーク]

カットマン強化書(教科書)
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つい先日、ジャパンオープン2019で

日本のカットマン、佐藤瞳選手が中国の丁寧選手を破りましたね!

見ていて本当に惚れ惚れする守備力でした!

カットマンの未来は明るいぞ!と示してくれましたね!

今回はそんなカットマンの練習メニューについてです!

カットマンのラバーについては、カットマンレベル別おすすめラバーをご覧ください!

カットマン練習 基礎編

まずは、基礎的なメニューです。

カットマンでも、練習のはじめにするメニューは攻撃マンと変わりません!

フォア打ち、フォアドライブ、フォアブロック 5~10分

        ↓

バックハンド(バック面が粒高の人は省略) 5~10分

ボールがプラスチックに変わってから、

カットマンでも攻撃の精度が必要になっているので、

フォアドライブの練習は必須です!

これらが終わってから、カットに入ります!

ワンコースのフォアカット 5~10分

     ↓

ワンコースのバックカット 10分以上

 ↓

全面ツッツキ 5~10分

ここでは、相手にひたすらにドライブしてもらって自分はひたすらにカットします!

ここでは、目標ラリー回数を決めてすると練習効果のアップが期待できます!

また、カットマンはフォアカットよりバックカットの安定性が大切です!

バックカットをミスするカットマンはカットマンとは言えません!

多くのカットマンは、バック面に粒高か表ソフトを貼っているでしょう。

そのため、バックで攻撃をするのは比較的困難です。

フォアは、カットがあまり出来なくても、ドライブやカーブロングなどで何とかなりますが、バックはそうはいきません!

攻撃が出来ない代わりに、

バックカットは絶対にミスしないようにしましょう!

そのために、バックカットの時間はフォアカットよりも長めにとることをおすすめします。

また、カットマンはツッツキを簡単にミスしないことも大切になります。

ですから、ツッツキ練習は毎日の練習に取り組みましょう。

カットマン練習 攻撃

カットマンの攻撃

上でも書きましたが、現在はカットマンでもある程度攻撃が出来ないと勝ちにくくなっています。

プラスチックボールになって、全体的な回転量が落ちたために、ただ切れたカットを送るだけでは相手はなかなかミスをしてくれません!

ですから、現代のカットマンは攻撃やカットの変化を積極的に使っていくことが必要になります!

カットマンの攻撃練習メニュー

全面チャンスボールスマッシュ

この練習は、多球練習で行います。

送球者に、全面に高めのチャンスボールを送ってもらいます。(回転は無しで)

そのボールを、オールフォアでスマッシュする練習です。

送球者は、練習者がスマッシュを打ったタイミングで次の球を打つくらいのタイミングで球出しをして、10球以上セットで行います。

この練習は、浮いてきたボールをしっかりと決められるようになるための練習です。

いかに守備技術が優れていても、浮いた球を決められないと負けてしまいますので、初心者カットマンには必須の練習になります。

ツッツキ打ち

こちらは、攻撃マンと同じ練習です。

バック側に下回転系のサーブを出して、バックにツッツキしてもらい、それを回り込みorバックハンドで攻撃していく練習です。

攻撃マンのする練習と同じなのであまり言うことはありませんが、

バックハンドで打つのかフォアで回り込んで打つのかは、決めておきましょう。

バックハンドで打つ場合は、両面裏ソフトのカットマン以外はラケットを反転しないといけないので、かなり難しいです。

ですので、基本的には回り込んでフォアで攻撃するのがベターです。

*注意

この練習に限らず、カットマンの攻撃全般に言えることですが、

カットマンは攻撃が一発タイプになりがちです!

威力があるに越したことはありませんが、まず重要なのは入れることです。

せっかくカットで粘っても、攻撃を簡単にミスしては相手はすごく楽になってしまいます。

そのため、まずはループドライブで丁寧に入れられるようになりましょう。

カットマン練習 フットワーク

カットマンとフットワーク

まずは、カットマンのフットワークの重要性についてです。

カットマンというのは、基本的には守備型の戦型です。

そのため、相手よりも一本多く返す

という意識が大切になります。

そして、相手はそれをさせないためにコースや球質を変えて攻めてきます。

カットマンは、それらに追いついて返していかないといけないのです!

そのため、カットマンは攻撃型よりも大きく動くことが必須になります。

つまり、フットワークは攻撃マンよりも鍛えなければなりません!

カットマンのフットワーク練習メニュー

では、カットマンのフットワーク練習のメニューに入ります!

フォアバック一本一本

まず、基本としてやりたいのが、フォアカットとバックカットを交互に行う練習です。

相手には、フォア半面とバック半面に交互に打ってもらいます。

それをフォアとバックで素直にカットする練習です。

フットワーク練習の中では難易度は低めなので、

極限までミスを減らせるようになりましょう。

この練習では、他のフットワーク練習ほど大きく動く必要はありませんが、

常に小さく足を動かして自分のベストポイントで打つように心がけましょう。

バックからフォア

次に、バックカットを中心としたメニューです。

この練習は、

何本かバックに攻撃してもらって、相手の好きなタイミングでフォアに送ってもらう

という練習です。

先ほども言いましたが、カットマンがバックカットをミスしてはいけません

それは、攻撃マンがフォアのチャンスボールをミスするようなものです。

許されません(笑)

そのため、バックカットは絶対にミスをしないという意識で取り組みましょう。

プラスワンポイント

フォアはナックルカットやカーブロングなど、積極的に変化をつけられるとベリーグッドです!

前後一本一本

次は、前後に動く練習です。ここからは少し難しい練習になります!

この練習は、

カットを一本、ツッツキを一本を繰り返すメニューです。

相手には、ドライブとツッツキを交互に打ってもらい、それらをひたすらに拾いまくることになります。

攻撃マンはあまり必要としない動きですが、カットマンには必須の動きです!

試合では、このツッツキの精度が大きく勝敗に影響します!

後ろから前に動かされて、それを浮かせてしまっては次の球はなかなか取れません!

また、慣れてきたらツッツキのタイミングをランダムにしてもらいましょう

つまり、相手は交互に打つのではなく、ドライブを基本でたまにツッツキをするということになります。

この練習では、相手のフォームからツッツキかドライブかを判断する必要がありますので、難易度は少し上がります。

カット&攻撃

次は、カットと攻撃を混ぜていきます。

相手には、バック半面もしくは前面にドライブを打ってもらいます。

そして、たまにツッツキを混ぜてもらい、それをカットマンが攻撃する

という練習です。

この練習は「前後一本一本」の応用ですが、攻撃するためにはより大きく動かないといけないため、より早い段階で相手がツッツキをすることを判断し、早めに動きだすことが必要になります。

 おわりに

今回は、カットマンの練習メニューについて説明していきました。

今回書いたのは一般的なカットマンになるための基礎的な練習です。

他にも、カットに変化をつける練習などがありますが、

それらはこの基礎が出来たうえで役に立つものです!

カットマンの方は、これらのメニューを中心に練習してもらえれば、強くなること間違いなしです!

是非取り組んでみてください!

ありがとうございました!

 

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コメント

  1. […] カットマンが取り組むべき練習メニュー[基礎、攻撃、フットワーク] […]

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