[卓球]ラケットを煮る?濡らす?打球感を柔らかくする裏技

用具メモ
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ラケットを煮るor濡らす。奇行ですね。普通に考えてあり得ません。

今回お話しするのは、そんな奇行とも言うべきラケットを煮る、濡らすという裏技についてです。

今回紹介する方法を使うと

・新品のラケットが使い込んだラケットのようになる
・打球感が柔らかくなる
・球持ちがよくなり飛距離が増す
・ラケットが重くなる

といった効果が期待できます。

基本的には新品のラケットを「育てる」ために行います。
ただし、この方法はやりすぎるとラケットが折れる可能性があるという点に注意が必要です。

また、すべての方法を私が実際に試したことがあるというわけではありません。

なので、この記事はこんな方法もあるんだーへぇ~
くらいの感覚で見ていただけると幸いです。

この方法をやって何かしらの不利益があっても責任はとれませんので、実際にやる場合は自己責任でお願いします。

打球感を柔らかくする方法3種[煮る、濡らす、湿らす]

さてそれでは本題ですが、今回紹介する方法は3種類です。

煮る
濡らす
湿らす

3つ共に共通しているのが、ラケットに水分を含ませるということです。
つまり、3種類の方法をお話ししますが、結局することは一緒です。ラケットに水分を含ませるんです。

これによって、新品のラケットでも疑似的に使い込んだラケットのようになります。

煮る

単純明快です。ラケットを煮込みます。

1、ラバーを貼っていない状態のラケット、鍋を用意します。

*鍋は出来ればラケットのブレードの縦長と同じくらいの深さがベストです。

2、鍋に水を入れて、過熱して温度を上げる
このときの温度は沸騰が良いという人もいれば40度くらいでじっくり・・・という方もいます。

3、理想の温度に達したらラケットをポチャリ!
このときに浸すのはブレードの部分だけ!グリップもぐつぐつしちゃうとグリップが取れちゃいます

4、20分ほど煮込んでから引き上げる
*この煮込み時間も人によります。10分程度という方も、30分という方も。
ただ、やりすぎると折れかねないので短めが吉かも・・・

5、まずはドライヤーで表面だけでも乾かす

6、自然乾燥で3日は乾かす
*直射日光は当てないのが吉

 

流れとしてはこんな感じ。

つまり一言でいうと、普通に煮ます。煮て乾かす。以上です。

 

他の方法と比べてのメリットとしては、
熱を使うからラケットに水分が浸透しやすい(と思われる)というところでしょうか。

ただ、熱を使うのでやりすぎるとラケットが痛む危険が最も高い方法なので、くれぐれもやりすぎ注意です。
私自身はこの方法はやったことがないですね。煮るのはちょっと怖い(笑)
ただ、俗にラケットを「育てる」方法として最もポピュラーなのはこれかな?と思います。

濡らす

次に、濡らす方法です。

これまた単純明快。濡らします。というより、浸します。

1、バケツのようなものに水を張ります。

2、ラバーを貼っていないラケットを1日漬け込みます。
*この方法はグリップも入水させちゃって大丈夫なので、ラケット全体を水の中へ。
(逆にグリップを外して漬けるとブレード側だけ重くなって先端重心になるなんて効果もあるかも)

3、ラケットを自然乾燥で3日乾かします。
もちろんそのときの湿度なんかで乾かす期間は変えるべきですが、最低3日は乾かすのが無難でしょう。
*これも直射日光には当てないほうが無難

 

私は今回紹介している中でこの方法のみ実際に試したことがあるのですが、やる前と後で重量が+3gという、目に見える変化がありました。
個人的には打球感に関してはあまり変わったようには感じられませんでしたが。
ちなみに3年ほど前にやったのですが、そのラケットは今も元気に現役です。折れたりはしてません。

湿らす

最後に「湿らす」方法について。

この方法は、

ラバーを貼ったまま出来る(はがした方がより安全)
手軽に短時間出来る

ので、部活生などでほぼ毎日やってて3日も乾かしてるなんて無理ーーーという方におすすめです。

また、手軽にすぐ出来るので試すという意味では一番やりやすいかなと思います。

 

気になるその方法ですが、グリップ部分を湿ったタオルで握りこむだけです。

 

濡れたタオルやハンカチでグリップ部分をギューーーっと握ってやってください。湿気をグリップを介してラケットに移すわけです。

 

また、タオルを湿らす際の温度ですが、基本は水でやるのが無難です。
というのは、上でもチラっと書きましたが、グリップ部分を熱するとグリップが外れやすくなるからです。

ただ、熱いタオルでやったほうが効果は期待できるというのが難しいところ。

まぁお風呂のお湯くらいなら大丈夫かなーとは思います。保障は出来ませんが。

 

ただ、実際にこれをやりすぎてラケットが折れたという話も聞くのでほどほどに。10回も20回もやるのは危ないかも。

まとめ

今回はラケットを柔らかくする一種の裏技を紹介しました。

「新品よりも使い込んだラケットの方が好き」という方は新品ラケットを買ったときは今回の方法をやるといいかもしれません。

折れるかもという危険もありますが、あくまでやりすぎなければ折れるまでいくことはありません。
やりすぎには注意ですが、やる価値はあるのかな~と思います。

 

また、今回はラケット(木の板)を柔らかくする方法でしたが、ラケット(ラバーも合わせた全体)の打球感を柔らかくする、より手軽な方法もこちらで紹介していますので、宜しければこちらもご覧ください。

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