卓球を始めるのにかかる値段と必要なもの

用具メモ
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はいどうも!

今回は、卓球を始めるには何が必要なのか。また、それらを揃えるにはいくらかかるのかについてお話ししていきます。

卓球初心者セット!みたいな売られ方をしているものは、中には必要ないものまで入って売られているセットもありますので、そういったものを買ってしまうと無駄な出費がかさみます。

あなたにとって無駄な出費で損をしないために、是非最後までご覧ください。

ではここから本題です!

卓球を始めるにあたってかかる値段

まず、卓球を始めるのにいくらかかるのか、結論からお話しします。

卓球を始めるには

8000~20000円くらい必要です。

 

これだけ幅を持たせているのは、絶対必要なものあれば良いな程度のものがあるからです。

絶対に必要なものだけ買うとすれば10000円前後でいいですし、プラスアルファまで全部買うと20000円くらいまで伸びます。

 

また、これは一意見ですが私個人としては必要なものだけでスタートして良いと思います

卓球を始めるに当たって必要なもの

まず、卓球を始めるにあたって何が必要なのか、解説していきます。

結論から簡潔にお伝えします。

・ラケット
・ラバー×2
・ラケットケース
・(サイドテープ)
・(ラバー保護シート×2)
・(ラバークリーナとそのスポンジ)
・(卓球シューズ)

*カッコで囲ってあるものは、あったらいいけどなくても問題ないというものです。

 

つまり、

ラケット1本、ラバー2枚があれば卓球は始められます。

では、それぞれ説明していきます。

注意:ラケットとラバーは別売りです

と、その前にまず、卓球のラケットについて初心者の方が知っておくべき知識を説明します。

ラケットとラバーは別売りだということを説明しているので、知っているという方は下の「ラケット」まで読み飛ばしてください。

 

世間一般的に「卓球のラケット」というと、下の画像のように赤や黒のゴムが木に貼ってある状態を思い浮かべる方が多いと思います。

ラケット

しかし、卓球界ではラケットというとゴムのついていない板のみを指すことがあります。
つまりこれ↓です。

エバンホルツ5の画像

そして「ラバー」というのがこれ↓です。

コッパX2のトップシートの画像

 

つまり何が言いたいかというと、ラケット(木の板)とラバーは別売りだということです。

ラケット一本、ラバー2枚があって、ようやく世間一般で言う「ラケット」になります。

 

具体的には、ラケットとラバーを専用の接着剤(これまた別売り)で貼り付けることで使える状態になります。

 

ラケットの重さを量った画像

これに

接着剤を塗っている最中

このように接着剤を使うと

カルテットAFCの画像

このように貼りついて、ようやく使えるようになります。

 

え、難しそうというそこのあなた!

大丈夫です。貼り付ける作業はスポーツショップや卓球専門店なら買ったときにやってくれますし、最近はネットショップでもラケットとラバーを一緒に買うと貼り付けるサービスをしてくれるところが多いので、貼り付けに関する心配はしなくて大丈夫です。

2000円のラケットは絶対にだめ

ちなみに、公式戦も出られます!といったうたい文句で、もともとラケットとラバーが貼りついている、とにかく安いラケットも売られています。↓こんなやつです。


ネコポス TUTTLE 卓球ラケット 5枚合板 ラバー貼り 初中級者 卓球用品 卓球 ラケット 卓球ラケット 大人 子供 ラバー張り 試合用 練習用 ファミリー スポーツ

これは絶対にやめましょう。性能が低すぎます。

確実に上達の阻害になりますし、古くなってもラバーだけを替えるということができません。

2000円ほどで買え、確かに公式戦に出ることも出来ます。

しかし、公式戦に出るくらい卓球を競技としてやるのであればこれは絶対にやめてください。

もちろん、たまの遊びでする程度というのであればこういったラケットでも大丈夫ですが、中高の部活など、競技として卓球をするという方は絶対にやめてください。

つまり、全部合わせて2000円!みたいなラケットは絶対にやめよう。ということです。
競技用の卓球ラケットは安くて8000円程度します。
高いと感じるかもしれませんが、これは初期費用として出してください。

卓球を始めるのに必須のもの

卓球を始めるのに必須のものについて説明します。

・ラケット
・ラバー×2
・ラケットケース
これらがあれば問題なく卓球は始められます。
そして、これらを合わせて安くて8000円程度です。
上で書いている、卓球を始める最低価格が8000円というのはここから来ています。

ラケット:4000~7000\

まずラケット(木の板)についてです。卓球を始めるにはもちろん必須になります。

これ単体で数百という種類のラケットが売られていて、値段もピンキリです。

具体的には4000~30000円くらいです。

ただ、値段が高ければ良いラケットと言うわけではないですし、むしろ高いラケットは扱いづらいものが多いので、

初心者の方は4000~7000円程度のラケットを選ぶと良いです。

具体的なおすすめラケットに関しては、こちらの記事でお話ししているので、是非合わせてご覧ください。

ラバー×2:4000~8000\

次にラバーです。これは2枚必須です。

ラバーは両面に貼るため、黒と赤が1枚づつで合計2枚必要になります。

ラバーの値段もピンキリで、1枚2000~8000円くらいです。

これもラケットと同じく高ければ性能が良いというわけでは無いので、

初心者の方は2000~4000円程度のものがおすすめです。

これ×2なので、ラバーへの出費としては合計で4000~8000円程度です。

 

ちなみにラバーはこういうパッケージに入って売られていて、

パッケージの画像

パッケージをあけるとこうなっています。

トリプルダブルエキストラのシート画像

これをラケットに貼るわけですね。

ラケットケース:1000~2500\

次にラケットケースですが、あったほうがいいです。準必須という程度でしょうか。

まぁ、もちろんラケットが入ればそれでいいと言えばいいので必須とはしなかったのですが、ラケット保護のために考えられて作られているケースなので、他に自作するとかよりは買ってしまった方が良いと思います。

値段も1000円~2500円くらいでそんなに高くなく、半永久的に使えるので買って損ということはないでしょう。

ただ、一応他のもので代用等も出来ますので、絶対に必須というわけではありません。

別のもので代用するのは構いませんが、ケースなしでカバンに直接ラケットinというのは止めて下さいね。ラケットとラバーへの負担が半端ないので。

 

あれば良いけど必須ではないもの

次に、あれば良いけどなくても良いものについてです。

・サイドテープ
・ラバー保護シート×2
・ラバークリーナとそのスポンジ
・卓球シューズ

これらはあれば良いし、買う人も多いけど別になくても問題ないというものです。

サイドテープ

まずはサイドテープです。あってもなくてもいいです(笑)

まず前提ですが、サイドテープはルール上貼っても貼らなくても問題ありません。

初心者の方のラケットを見ると貼っている方が圧倒的に多いは多いですが、無くてもいいです。

よく言われるサイドテープのメリットとして、「台にぶつけたときにラケットが痛むのを守る!」なんていわれますが、嘘です

「嘘」というと言いすぎかもしれませんが、台にぶつければサイドテープがあっても痛みます(笑)

多少の緩和はしてくれているのかもしれません。が、痛みます。

なのであまり意味はありません。

 

初心者がサイドテープを貼る意味があるとすれば、

  1. ラバーがはがれるのを防止する
  2. おしゃれ

くらいです。

卓球をしていると、ラケットを台に軽くぶつけるなんて誰でもいくらでもあります。

その時にはラバーがはがれることがままあるのですが、それを防止するという効果はあります。

また、最近はおしゃれなサイドテープもたくさんありますし、そういう目的なら貼っても問題ありません。

値段も200円程度からありますし、貼るデメリットは無いのでもちろん貼ってもいいですが、貼らなくても問題はありません。

ちなみに、厳密にはサイドテープを貼ることによってラケット全体の性能が少し変わります。(初心者の方が意識する必要は無いくらいの差です)
それについては詳しくはこちらにまとめていますので、もし知りたい方はご覧ください。

ラバー保護シート、クリーナー、スポンジ

次にラバー保護シート、クリーナー、スポンジについてです。

一言でまとめるとメンテナンス用品ですね。

ラバーの寿命を延ばしてくれる(と言われている)アイテムです。

これについても、あってもなくてもいいです。

個人的には、保護シートはあったほうがいいかなと思います。

ただ、ラバークリーナーに関しては無くていいんじゃないかと・・・

もちろんあって損ということは無いので、買っていただいてもいいのですが、決して必須ではありません。

 

ちなみに余談ですが、プロ選手など、上級者でこれらをしている人はほとんどいません。たまに保護シートはごく稀にしている人もいますが、クリーナーをしている上級者は聞いたことがありません。

これらについては別記事でまとめていますので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

 

卓球シューズ

シューズ

最後に卓球シューズですが、これは卓球を始めてすぐに買う必要はありません!

というのは、ここまで紹介した「あってもなくてもいいもの」は比較的安価だったのでまだよかったのですが、卓球シューズとなると結構な値段がするからです。

こちらはasicsのアタックハイパービートというシューズで、私がおすすめしている比較的安価な卓球シューズなのですが、それでも 5000円以上はします。

逆に、これより安い卓球シューズを買うくらいなら普通の体育館シューズのほうが良かったりします。

つまり、

卓球シューズは高いし最初は体育館でも十分だからはじめのうちは無くてもいい
ということです。
もちろん、卓球シューズは卓球をするために設計されたシューズなので、メリットも沢山あります。
今回お話ししたのは、「最初のうちは」体育館シューズでも全く問題ないよということなので、上手くなっていけば卓球シューズに買い替えるということも必要です。

まとめ

今回のお話しをまとめると、卓球をはじめるのに必須なのはこんな感じ

・ラケット
・ラバー×2
・ラケットケース

あれば良いけど別になくても始められるのがこんな感じです。

・サイドテープ
・ラバー保護シート×2
・ラバークリーナとそのスポンジ
・卓球シューズ

 

必須のものだけで、かつ安いものを選んで買うと合計で8000円ほど。
あれば良いものまで全部揃えてかつ値段も高めのものを選んだりすると20000円ほど

だいたいですがこれくらいになります。

 

私個人としては、10000円以下でも十分に良い用具が揃い、始められると思います。

また、今回は具体的なおすすめラケットやラバーなどは長さの関係で書いていませんが、別記事(↓の記事)にまとめていますので、合わせて是非ご覧ください。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

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