ブロックがしやすいラバーについて解説、紹介する[テナジー25FX]

ブロック ブロック
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いきなりですが、ブロックがしやすいラバーってどんなラバーだと思いますか?

 

今回は、どんな特徴をもったラバーがブロックがしやすいのか。

また、具体的にそんなラバーはどれなのかについて解説します。

 

また、今回は最近使われているであろうテンションラバー、粘着ラバーに限ってお話しします。

その理由は、高弾性ラバーなどはブロックだけなら良くてもさすがに弾まなすぎ、かからなすぎで問題があると考えるからです。

注:この記事を通して言うしやすいとは、安定感があるということです。

スピードのあるブロックを打ちたいなど、攻撃的なことを考えると、話は変わってきます。

ブロックならテナジー25FX

まず結論ですが、現在(2020年6月)最もブロックがしやすいラバーは

テナジー25FXです!

もちろん、個人的な感覚での話なので、「こっちのほうがやりやすい!」

といった意見もあるとは思います。なので、具体的にどのラバーがしやすいかというところは個人的意見だと思ってみてください。

 

このラバーは、以下で解説するブロックがしやすいラバーの条件をすべて満たしています!

ここからは、どんな特徴のラバーがブロックがしやすいラバーなのか考察していきます。

 

ブロックしやすいラバーの特徴

ブロックがしやすいラバーの特徴は、具体的には

  • 飛ばない(飛距離が短い)
  • 相手の回転を受けにくい
  • 柔らかめ

の3つを満たしているラバーです。

 

特に、飛ばないという条件はかなり重要になります。

では、なぜこの条件がブロックに必要な条件なのか解説します。

最重要ポイント:飛びすぎない

まず、個人的にブロックを安定させるために最も重要なポイントだと思っているのが、

この飛びすぎないというものです。

 

具体的には、ブロックをした際の飛距離が他のラバーと比べて短いというものです。

 

まず、最近のラバー(テンションラバー全般)は、かなり弾みます。

そのため、飛距離が足りなくてネットミスということはまず起こりません

ブロックでネットミスをしたなら、それは面が必要以上に下に向きすぎなだけです。

 

つまり、最近のテンションラバーであれば、どんなラバーでもネットミスの心配をする必要はありません。

*つまり、ネットミスをしているのであればそれはもう用具云々ではないということです。
なので、最近のテンションラバーを使っていてブロックにおいて気をつけるポイントは、オーバーミスだけです。
だから、オーバーミスを減らせる、飛距離が短いラバーがブロックがしやすいラバーであるということです。

相手の回転を受けにくい

・・・

まぁ、そうですよね(笑)

相手のドライブの回転量を受けにくいラバーの方が、

ブロックの角度の調整がよりアバウトでも入るわけですから、ブロックはしやすいですよね(笑)

 

ただ、ここで問題なのが、最近のラバーは基本的に回転を受けにくいということです。

最近のラバーは、より強い回転がかかるように表面の引っ掛かりを上げているものがほとんどです。

 

昨今の粘着ラバーブームはその傾向が顕著に表れているところでしょう。

 

これは、自分から回転をかける際はもちろんメリットで、

そうでないラバーと比べて回転量の多いボールを生み出せるのですが、

それは逆に相手の回転の影響を受けやすいということでもあります!

 

最近のラバーって昔のと比べると回転を受けやすいんですよね~

まぁ、仕方がないことではあります。

柔らかめ

まず、これは個人差によるところがあります。

 

私を含め、多くのプレイヤーは柔らかいほうがブロックはしやすいと言います。

(逆にカウンターは硬いほうがしやすい傾向がある。)

 

しかし、人によっては硬いラバーの方が相手のボールの威力を受けにくいからやりやすい。

という人もいます。

 

これは本当に個人差なので何とも言えませんが、

私は、

柔らかいと相手の球の威力をスポンジが吸収してくれるため、飛びすぎてオーバーミスという結果が減る

ように感じます。

 

ブロックで選ぶならこのラバー!

では、ここからは私が使ったラバーの中で、ブロックで選ぶならこれ!

というラバーを紹介します。

 

テナジー25FX

タイトルにも書きましたが、ブロックでイチオシなのがテナジー25FXです!

 

言わずと知れたテナジーシリーズの中で前陣向けモデルである25を柔らかくしたラバーですね!

 

そもそもテナジー25のコンセプトが、前陣で相手のボールの威力に押されず、ブロック、カウンター、台上に特に優れている。

というもので、他のラバーとは見違えるほどに相手の威力に押されないのですが、テナジーシリーズの中でかなり硬いラバーです。

 

なので、一般人が使うには少し硬いかなーという印象です。(個人的にはフォアならいけるかなってくらいです)

 

そこで、それを柔らかくした25FXです!

ブロックに関しては神ラバーだと思っています!

「ブロックのしやすさ」という性能で選ぶなら個人的には間違いなくこれです!

 

ただ、テナジーシリーズなのでやはり値段が高い・・・

ということで、他のラバーも紹介します!

リズムテック

次に紹介するのが、リズムテックというラバーです。

海外の企業が出しているラバーなので、あまり日本で使っている方は見かけませんが、個人的にすごく推しているラバーです!

JOOLAのリズムテックのレビュー[柔らかいラバーの神様]
今回は、JOOLAのリズムテックをレビューしていきます。 いきなりですがこのラバー、個人的に最高のラバーだと思っています。単純に、私が今まで使ったラバーの中で最も良いと思ったラバーです。 特にバック面は、本気で勝ちにこだわるなら間違いなくこ...

まず、スポンジ硬度が42.5度と柔らかいため、しっかりと相手のボールの威力を吸収してくれます!

 

さらに、なぜかはわかりませんが、このラバーは自分からかけたときはかかるのに回転の影響を受けずらいです。(個人的感覚ですが)

 

なので、バック面にイチオシのラバーです!

 

ちなみに、スロバキアのピシュテイ選手が世界選手権2017で使っていたラバーでもあります!(おそらく今は別のラバー使用)

そうです。張本選手と試合して、一目有名になったあの試合のときのピシュテイ選手が使っていました(笑)

ちなみに、あの試合では試合態度で一躍有名になりましたが、

彼は1回戦でチョンヨンシクに4-1で勝ってるんですよ!

試合態度については言及しませんが、実力も確かな選手であることは間違いありません。

 

結局言いたいのは、リズムテックは世界選手権2017ベスト16の選手が使っていたラバーということです。

 

剛力快速

このラバーは、ミートがやりやすいラバーでも取り上げましたが、

飛ばない、威力を受けにくいという2点を揃えており、ブロックにも良きラバーです。

特に、相手のボールの影響を受けにくいという点ではテナジー25にも匹敵します!

 

ただし、硬さは結構硬いラバーなので、バック面で使うには少し不安かもしれません。

硬いラバーでブロックがいいラバーを探している方にはうってつけですね!

 

厚さは薄いものを

ブロックでラバーを選ぶ際には、もう一つ注意点がありまして、それは、

なるべく薄め(中とか厚とか)を選ぶことです。

 

厚いラバーを選ぶと、必然的に飛距離がでるため、とにかくオーバーが増えます。

 

ブロックの安定感で選ぶなら、厚さは薄めに限ります!

厚さに関しては、詳しくはラバーの厚さが及ぼす影響とそれぞれのメリットデメリットを解説をどうぞ。

 

おわりに

今回は、ブロックのしやすいラバーを紹介しましたが、

もちろんここに挙げたもの以外にもブロックのしやすいラバーはたくさんあります。

 

この記事があなたに合ったラバーを見つけるきっかけになれば幸いです。

 

 

本記事で紹介した記事↓

ミート打ちのしやすい裏ソフトラバー5選![硬さ別に紹介]

ラバーの厚さが及ぼす影響とそれぞれのメリットデメリットを解説

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