はいどうも!今回は、自分に合ったラケットの選び方についてお話してきます。
まず、この記事には、次のような悩みを解決する方法、ヒントが書かれています。
- 新しくラケットを買うけど、どれが良いかわからない
- 今の自分のラケットが自分に合っているのか分からない
また、今回は「自分に合うラケット」に絶対に欠かせない条件と、出来ればあってほしい条件に分けて解説します。
では、本題です。
絶対条件:フルスイングしても入るもの
いきなりですが結論です。
「自分に合うラケット」に絶対に欠かせない条件は、フルスイングしたときに相手コートに入ってくれるというものです。
この「フルスイング」がどの技術で、なのかは人それぞれです。ドライブ主戦の方はドライブでしょうし、スマッシュが多い方はスマッシュ、はたまたカットマンの方はカットでフルスイングしたときです。
なんにせよ、自分がよく使う技術でフルスイングしたときです。
その理由
なぜフルスイング時に入るかどうかが重要かというと、試合では思いもよらずフルスイングになることが多いからです。
いつも練習では6~7割でつなぎの意識で打っているボールでも、試合ではどうしても決めに行きたくなります。
それはある程度仕方のないことですし、それを全く無くすなんてことは心理学のプロでもない限り無理でしょう。
フルスイングで入らないラケットを使っている方も、練習は気持ちよくできると思います。練習はさして緊張もありませんし、6~7割の力を心掛ければそれで入るでしょう。
しかし、試合は別です。試合の重要な場面でチャンスボールが来たとしましょう。
当然打ち抜きたくなりますよね?そうなると余計な力が入るのは必至です。
だから、試合で余分な力が入ってもそれが原因で即ミスにつながるということのないラケット、「フルスイング時に入るラケット」が自分に合うラケットの絶対条件なのです。
現在自分のラケットが自分に合っているかでお困りの方は、これを基準にしてみてください。
練習の段階で、フルスイングしても入ればそれは試合でも良いラケットです。
逆にフルスイングするとオーバーがかなり増えるなどという方は、ラケットorラバーを見直した方が良いでしょう。
フルスイングで入るラケットの探し方
じゃあ「フルスイングで入るラケットってどうやって探すの?見つけるの?」という話ですが、基本的には弾まない系のラケットになります。
*「基本的には」とつけたのは、例外があるからです。
まず、フルスイングするわけですから、当然6~7割で打つよりも飛距離は増します。
しかし、それでも収まってくれないと困るわけです。そこで、弾まない系のラケットの登場です。
そもそもあまり弾まないラケットを使っておけば、フルスイングしてもオーバーすることなく収まるでしょうという考え方です。
私もですが、多くの方はこちらに該当すると思います。
一方で、一部のには弾むラケットのほうがフルスイング時に入りやすいという方もいます。
ミート主体の方なんかはこのタイプが多いのではないかと思います。
自分がどちらのタイプなのかに合わせて弾むラケットなのか弾まないラケットなのかを選ぶようにしましょう。
とはいえ、最も良い選び方は、実際打ってみることです。実際にフルスイングで打ってみても安定して入るラケットが「合うラケット」です。
次に重要な条件:板厚、重さ
次に重要なのが、板厚と重さです。
特に板厚は重要です。
板厚
板厚とは、ラケット(木の板)の分厚さです。薄いものでは5mmほど、厚いものは7mmほどです。
たった2mmの差ですが、ラケット選びでかなり重要なポイントになります。
特徴を簡単に説明すると、薄いものほど回転系、厚いものほどスピード系です。
上に書いたフルスイング時に入るラケットの条件で、弾まない系が良いという人は板薄ラケット、弾む系が良いという人は板厚ラケットを選ぶと一般的には良いラケットに巡り合いやすいです。
この薄い系(板薄)が好きなのか、厚い系(板厚)が好きなのかは、新しくラケットを選ぶ際にはまず気にしないといけない条件です。
だいたいの基準ですが、板薄が好きであれば6.2mm以下、板厚が好きであれば6.3mm以上を選ぶようにしましょう。
ラケットの性能を見るうえで、使用素材なんかよりもよほど重要なポイントになります。
例えばアリレートカーボン使用だからどうとか、ザイロンカーボン使用だから硬いとか、そんなことより圧倒的に板厚のほうが重要です。
重さ
もう一つ気にすべきは、重さです。
これは単純に買うときに重さを量りましょう。
一般的な攻撃型の選手であれば、ラケット単体で77~85gくらいが良いですね。
重さに関しては詳しくは卓球ラケットおすすめの重さ[プレースタイルや年齢ごとに解説]をご覧ください。

まとめ
まず、ラケット選びで最も重要なのは「フルスイング時に入るかどうか」です。
そして、その「フルスイング時に入るラケット」を探す方法として、板厚があります。
弾まない系が良い方は板薄ラケット、弾むほうが良いというかたは板厚ラケットから選ぶと「合うラケット」に巡り合いやすいでしょう。
ラケット選びに迷っている方は是非参考にしてください!
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